【GRプリウス爆誕】100周年を迎えるル・マン24hにインスパイア。市販化はいつ?
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 81
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トヨタは6月6日、ル・マン24時間レース100周年大会(以下:ル・マン)において、「プリウス 24h ル・マン センテニアル GRエディション(以下:プリウスGRエディション)」を発表した。
プリウスGRエディションは、新型「プリウス」をベースとしたコンセプトカーで、世界耐久選手権(WEC)に参戦する「GR010 HYBRID」からインスパイアされた専用ホイールやエアロパーツなどを装着し、優れた走行パフォーマンスを実現するという。
先日トヨタのル・マンの特設サイトで一部が公開されて話題となっていたが、ついに今回その姿が明らかとなった。トヨタによると、今後は9月に開かれるWEC第6戦 富士6時間耐久レースなどでも展示される予定だそうだ。
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<主な装備・特徴>
●専用エアロパーツによる空力改善、トラクション向上(サイドスカート、カナード、大型リヤウイング、リヤディフューザー等)
●軽量カーボンボンネットフード
●ワイドトレッド化した足回り、235/50R/18インチタイヤに空力向上した専用ホイール
●マルチヘッドランプを追加し、夜間視認性向上
フロントのボンネットフードは軽量化されたカーボン製で、ハンマーヘッドモチーフを強調したグラフィックを採用。また、フロントロア部分の大型エアロパーツやカナードによりダウンフォースを獲得しながらも、空気を滑らかにリアへと誘導する形状となっており、フロントバンパー下部には、WEC参戦車両をイメージしたマルチヘッドランプを追加。夜間走行時の視認性向上を狙っている。
車高は30mm下げられ、低重心化を実現しつつダウンフォースを獲得。サイドスカートも装備し、フロア下に流れ込む空気を後方に流し走行安定性を向上させているそうだ。
足回りはワイドトレッド化され、グリップ力と操安性に優れた235/50R18サイズのタイヤを装備。ホイールは、WECで培われた知見によって軽量かつ冷却性と空力を両立したでデザインとなっている。
リアタイヤ後方には、フロントからの空気をスムーズに後方へと飛ばすカナードを追加し、リアエンドは、カーボン製大型ウィングと下部ディフューザーにより空力と操安バランスを効果的にマネジメントするという。
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公開されたのはボディサイズのみでパワーなどの詳細は未発表。「Born from WRC」をコンセプトとする「GRヤリス」のように、「Born from WEC」をイメージしたコンセプトモデルで市販化は未知数。仮に市販化が決まっても、販売は2025~2026年ごろになるだろう。
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しかしトヨタは、2012年からWECおよびル・マンへの参戦を通じてハイブリッドシステムを進化させてきており、そこで得られた知見はプリウスなどの市販車に活かされてきた。「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を信条とするGRブランドであれば、反響次第で市販化の可能性も十分ある。
100周年を迎えるル・マンの決勝はいよいよ今週末。トヨタによると、6連覇を目指すTOYOTA GAZOO Racingを応援する無料のパブリックビューイングを全国5ヶ所で開催するという。

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