販売ランキング上位10台中、8台がトヨタ車。受注停止が続いても止まらない“トヨタ一強”の背景

ランドクルーザーFJ

どうしても欲しいなら「KINTO（キント）」も検討するべき

トヨタ車を早く手に入れたいなら、サブスクリプション「KINTO（キント）」の利用が有効です。ディーラーでは受注停止中でも、KINTOでは申し込み可能なモデルが多く、「ヤリス」「アクア」「カローラ クロス」「ノア／ヴォクシー」「アルファード（ハイブリッド）」などが対象です。納期も1.5〜6カ月程度と短く設定されています。

リース契約に抵抗がなければ、希望車種がKINTOに含まれているか確認するのも一案です。また販売店によっては限定的に受注が再開されることもあるため、現金や頭金の準備をしておくとチャンスを逃しにくくなります。

販売枠は既存客に優先される傾向があるため、営業担当者とこまめに連絡を取り、顔を覚えてもらうことが近道になるでしょう。

一方で、半導体不足や物流の影響による減産リスクも依然として残っています。今後、他メーカーでも納期の長期化が再発する可能性があり、状況は予断を許しません。

そんななかでも、安定した生産体制と高い再販価値を持つトヨタ車がランキング上位を占め続けていることは、同社のブランド力と販売網の強さを改めて示しています。

（終わり）

（写真：トヨタ）