カービューも参戦、第27回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース

写真：倉増 崇史

ようやくピットイン

給油も行うため3分のストップ。スクランブルのかたちとなったが、ドライバーはロードスターで草レースを戦っているマツオ。静かに、落ち着いて車両に乗り込み車内で3分をやり過ごす。

ヤマモト監督は3分停車の残り秒数のカウントダウンに合わせてマツオがピットアウト。セーフティカーはもういない。

役目を終えたオオコウチが「タイヤの状況がひどい」と話す。周回数は110を超え、朝の練習走行から酷使されてきたタイヤが悲鳴を上げている。

「雨！？」

ドライバーから報告を受けたヤマモト監督が思わず声を上げた。パラパラとした小雨で、路面を濡らす程ではないらしい。マツオはその周、1分14秒台に入れてみせる。