生産停止はフルモデルチェンジのサインか。日産のコンパクトSUV「キックス」の販売が急減…何が起きている？

日産 キックス

ユーザーも新型登場を心待ち

このように、キックスの販売台数の低迷には、生産停止の影響によって販売店が扱える台数が大幅に制限されていることが大きな要因になっているようです。

インターネット上では新型キックスへの期待が高まりつつあり、「2026年中盤に登場するのではないか」「エルグランドが投入された後、国内生産が開始されるのでは」と推測する声が多く、モデルチェンジを心待ちにするユーザーが増えていることがうかがえます。

北米仕様のキックスは、ベーシックな2リッター直列4気筒ガソリンエンジン（最高出力141ps、最大トルク190Nm）とCVTを組み合わせ、キックス初の4WDが全グレードに設定されています。

一方、日本仕様は現行モデル同様、e-POWER専用になるという見方が強く、パワートレインへの関心も非常に高いようです。グローバルと国内で異なる戦略が採られる可能性も指摘されており、新型キックスがどのような仕様で登場するのか、多くのユーザーが注目しています。

とはいえ、現時点では日産から正式な発表はなく詳細は不明のままで、続報が待たれる状況です。

（終わり）

（写真：日産）