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内燃エンジンの旨味を引き出した電動化技術が今後のトレンドになる

回生エネルギーの電力でスーパーチャージャーを回す新発想

実は本国ではこのユニットには、電動スーパーチャージャー無しのものも登場している。先日スペインで試乗してきた新型CLS450 4MATICに搭載されていたのだが、こちらの最高出力は367psで変わらず、スムーズさやドライバビリティについても申し分無いものの、低速域からアクセルを一気に踏み込むような場面でのトルク感は、さすがに仰け反るほどではなかった。最高出力は変わらないものの、車両重量の嵩むSクラス用として採用した電動スーパーチャージャー、違和感は無いけれどそれぞれにちゃんと仕事をしているというわけだ。

ちなみにこの時、同時に搭乗したAMG CLS53 4MATIC+には、電動スーパーチャージャー付きで尚且つ最高出力を435psまで高めたユニットが搭載されている。より大容量のターボチャージャーを使うことができたのも、やはり電動スーパーチャージャーによって低速域のピックアップを確保できたからこそである。

ハイブリッドやプラグインハイブリッドのメリットのひとつとして挙げられるのが、減速エネルギーを熱で放出してしまうのではなく、回生して電力として使用できることだ。けれど、その電力を必ずしも電気モーターの駆動に使わなくてもいいでしょう? というのがこのM256型でメルセデス・ベンツが目を付けたポイント。実際、S450はEQブーストやアイドリングストップからの瞬時且つショック無しの再始動などは行なう一方で、電気モーター単独では走行せず、そのためメルセデス・ベンツでは、これをハイブリッドとは呼んでいない。こういう手もあるのだ。

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