実はライバル不在か!? A1スポーツバック試乗
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:望月 浩彦
アウディジャパンは、A1スポーツバックを年齢40歳前後で平均以上の世帯年収があるような、ゆとりのあるファミリーに訴求したいとしている。実際、5ドアになったことで、いよいよ購入対象として意識しだした人も、結構いるのではないだろうか。
前述したように、後席に大人が2人ないし3人、結構な頻度で乗るのであれば別の選択肢を考慮したほうがいい。基本は夫婦2人か、それプラス子ども1人、ギリギリ2人といったところだろう。
それでも、ドアの開け閉めの容易さを含めた利便性が高く、いざとなれば5人乗せられるという強みは、やはり大きい。A1との販売比率は50:50前後と見込んでいるというが、きっとスポーツバックの割合はもっと大きくなるのでは、と思う。そもそも日本でワールドプレミアが行なわれたのは、ここが5ドアのマーケットだからに違いないのだ。
但し、価格は293万円とA1より20万円高い。アドバンスドキーシステムが標準装備になるなど細かな違いはあるが、差は思ったより大きいというのが正直な印象である。ここはちょっとした悩みどころかもしれない。
そろそろ、まとめることにしよう。ドアの枚数が増えたとは言っても、室内の広さや荷室を含めた使い勝手で言えば、日本の同セグメントのライバルには敵わない。それは事実だ。しかしながら、ともにある生活のクオリティを格段に上げてくれるという意味では、これ以上のコンパクトカーは無いだろう。その意味で、実はライバルは不在かもしれない…と考えれば、強気の価格設定にも納得するしかないかという気分にさせられる。それが紛れもない実感である。
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