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4WD&トルコン8速AT採用の新型M5はハンドリング性能と乗り心地で群を抜く

軽量化とボディ剛性の高さが効いている

サーキット走行もそうだが、特に一般道で走ったときにボディの軽さとボディとサスペンション剛性の高さを感じた。エンジンのパワーアップとともに125kgの軽量化は、パワーウエイトレシオを有利にする。スピードが出せない市街地走行でも身のこなしが軽快なのがわかる。また路面の不整によるタイヤとサスペンションの振動に丸みがあり、減衰が良くドタバタしていないのは、ボディ剛性の高さからきているように感じた。

軽量化は各部の細かいダイエットがトータルで効いている。アルミニウムを多用したボディは通常の5シリーズを踏襲しているが、M5ではボンネットもアルミになっている。わかりやすいのはCFRPのルーフで、これはM3、M4でお馴染みだ。トランク下に入るバッテリーがリチウムイオンになり、これだけで15kgの軽量化になったそうだ。ブレーキローターは標準モデルが鋳鉄製で、フロントは6ポッドの対向ピストンのキャリパー(青色)を備えるが、オプションでカーボンセラミックを選ぶとキャリパーがゴールドになり、合計23kgの軽量化にもなる。今回の試乗車はゴールドキャリパーだった。

ボディ剛性アップは、フロア下にX字型に通常より厚みのあるブレースが入っている。ボンネットを開けるとエンジンルームにはストラットタワーからラジエター側とフロントバルクヘッド側に伸びた、いかにも効きそうなブレースが見える。

ボディ剛性を上げれば、振動、乗り心地、ハンドリングも良くなることを新しいM5は証明している。いまのBMWのラインナップの中で一番ボディ剛性が高い。そして乗り心地もハンドリング性能も群を抜いている。2018年の春から日本でも納車が始まるようだが、日本のMモデルファンの期待を裏切らないと断言する。

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