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ついに花咲く時が来た!? カスタム系パレット登場

迫力と切れ味鋭いクールさを纏ったSW

「人を顔で判断しちゃいけません」と言われて育ってきたけれど、クルマはやっぱり顔が大事だなぁと、SWを前につくづく感じてしまった。私はもともと、ノーブルな雰囲気の標準デザインにも好感を持ってはいるが、SWが身につけた迫力や切れ味鋭いクールさにも、かなり惹かれるクチである。ましてやパレットを“ワゴンRの兄貴分”と位置づけるとすれば、ハマるのは断然SWだろう。

具体的には、顔はヘッドランプ一体型のスケルトングリルに、ガバッと大口のロアグリルで整形し、フロントとリヤそれぞれにエアロバンパーをプラス。テールランプはリヤガラスと馴染みのいいスモークタイプ、足元には14インチの専用アルミホイールを履いている。全グレード標準装備のディスチャージヘッドランプで、睨みを効かせるのも忘れてない。

基本的な造形は同じだが、インテリアにも手が入っている。外観とのイメージを統一すべく、ブラック基調のシート生地、ピアノブラック調塗装のドアアームレストなど、色や素材を変えてSW専用の空間に仕立てあげた。そして今回の大きなニュースは、バックモニター付CDプレーヤーがついにパレットにも登場したことだ。軽自動車ではホンダ・ライフが先駆けで、「高価なナビまではいらないけど、バックモニターは欲しい」というユーザーの願望を叶えるもの。SWの全グレードと、パレットのXにメーカーオプションだが、画面が4.3インチと大きく、画像もなかなかに鮮明で使いやすい。これは“車庫入れをラクにする”という目的もあるが、“後方の死角をなくす”という点でもこの装備がある・なしの差は大きく、自分の子供をバックではねるなどという痛ましい事故をなくすためにも強くオススメしたい装備である。

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