「検討しやすくなった」の声もあるが…。「クラウンスポーツ」に520万円のお得グレード追加でも、販売店への反響は限定的？

クラウンスポーツ スポーツRS“THE 70th”

改良への反響は限定的…？

トヨタの販売店担当者は、クラウンスポーツの一部改良について次のように話します。

「改良内容に関するお問い合わせは、正直なところそこまで多くはありません。

もともとクラウンスポーツ自体が、ほかのクラウンシリーズと比べ反応が少ない印象です。購入される方の傾向も異なり、以前からクラウンにお乗りいただいていたお客様もいらっしゃいますが、輸入車から乗り換える方が多いように感じます。

エクステリアや名前からも『走り重視』という印象を持たれやすいですが、2.5Lの4気筒エンジンはほかのクラウンシリーズと基本的に共通です。そのため、スポーティなスタイルに惹かれて検討される方もいらっしゃいます。

今回追加された『スポーツG』は、『スポーツZ』とほぼ同じ外観ながら、アダプティブハイビーム、本革シートや助手席電動調整機能、デジタルルームミラー、パワーバックドアなどの装備を省略することで、Zグレードより70万円も安い520万円という価格を実現しました。

基本的な先進安全運転支援システムは充実していますし、コスパを重視するお客さまにとって検討しやすい選択肢だと考えます」