【乗り比べ】走って楽しいホンダが帰ってきた! シビック「RS」と「e:HEV」の違いが悩ましい
掲載 carview! 文:編集部/写真:編集部 34
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9月13日より販売を開始した、マイナーチェンジ版のホンダ新型「シビック」。短時間ながら一般道(都内)で試乗することができた。注目のトピックは、6MTのみのスポーティな「RS」グレードの追加。どちらも1時間ほどのドライブではあったが、ハイブリッドモデルである「e:HEV」と乗り比べができた。
シビックは言わずもがなホンダのビッグネームだ。1972年に初代が登場し、以来ホンダの“ベーシックカー”として日本だけでなく世界中で高い評価を得てきた。世界130以上の国や地域で2760万台以上が販売され、現在でも年間45万台が生産されるなど、ホンダの屋台骨を支える超重要モデルとなっている。
現行となる11代目シビックは「爽快CIVIC」をコンセプトに2021年に登場した。年々大きく価格も高くなってきているが、ターゲットは(世界の)Z世代。これが世界基準のベーシックであり、時代は確実に変化していることを痛感させられる。今回のマイチェンでは「爽快CIVIC evo.」をコンセプトとし、その流れを引き継いだ格好だ。
デザインは、フロントバンパーの意匠を変更。ホンダによると、“シャープな突進感”を表現したバンパーを採用することでスポーティさを高めているそうだ。
ぱっと見の違いは僅かだが、特にグリル周りの精悍さが増したことでよりイケメンになったように思う。個人的には、1980年代後半から1990年前半ごろのペッタンコでスポーティな“カッコいいホンダ”の面影が重なった。これならホンダ好きだけでなく、老若男女幅広い層に支持されるのではないだろうか。
時間軸が前後するが、今回新たにナビ(Honda CONNECT)に「Google」が搭載されていた。最初はスマホで繋ぐGoogleマップなどと一緒かな? ぐらいに考えていたのだが、試乗後に聞いたところGoogleの誇る音声認識技術などが搭載されており、エアコンの温度設定などがかなり正確に行えるそうだ。
そのほかGoogleマップも、スマホで普段我々が使っているものをベースに表示デザインなどをホンダが長年培ってきたエッセンスで独自にチューニング。車両の状態や(スマホより)精度の高いセンサーなどを活用することで、スマホナビでありがちな長いトンネルで自車位置をロストするといったこともないとのこと。OTAでアップデートもされ、まさにカーナビとGoogleマップの良い取りだそうだ。
先に教えて! と思ってしまった(調べなかったワタクシが悪い)ので、試乗の際にぜひチェックしてみてください。
(次ページに続く)
◎あわせて読みたい:
>>【6速MTの“RS”は420万円】ホンダ シビック改良版価格発表 e:HEVの2グレード化と新色追加など
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