【乗り比べ】走って楽しいホンダが帰ってきた! シビック「RS」と「e:HEV」の違いが悩ましい
掲載 carview! 文:編集部/写真:編集部 34
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RSというお楽しみは後に取っておくとして、まずはe:HEVモデル(400万円を切る標準グレードのLX)から試乗する。
e:HEVモデルの変更点は、先に述べた外装のほか、インテリアにグレー内装を追加したこと、新デザインの18インチアルミホイール、電動サンルーフの標準化などで、ハイブリッドシステムのアップデートはなし。
それでもやはりe:HEVモデルの走りは爽快だ。
e:HEVモデルが登場した際の試乗記が数多く出ているので詳しくはそちらに譲るが、事細かに色々と説明しようとしても「それってつまり爽快でしょ?」という言葉で片付けられるほど、エンジン出力の出方、ハンドルを切った際のクルマの動き、ブレーキのタッチや減速フィール、乗り心地、広い視界と絶妙なサイズ感による運転のしやすさなど、全ての調和がとれ自然でスムーズなのである。
不快な部分や気になるところがなく、とにかく走っているのが気持ちよくなる。例えるなら、よく晴れた秋晴れの清々しい朝のような気持ちよさだ(伝われ!)。シビックe:HEVに乗れば、毎回この気分に浸れると思うと、それだけでいい買い物になる。迷っているなら今すぐ試乗をオススメする。
ちなみに、スポーツモードを選択するとちょっと過激なくらい速い。個人的にはノーマルモードの過不足のない自然なフィーリングがこのクルマのコンセプトにはピッタリだと感じた。
また(完全な好みの問題だが……)今回のマイナーチェンジで追加されたグレー内装は、個人的に爽快シビックのコンセプトを体現しているように思う。当日の試乗は雨(土砂降り)だったが、ベーシックカーでありがちな安っぽさもなく気分が明るく晴れやかになった。
ちょっと褒めすぎな気もするが、個人的にはなんで日本では月販目標台数500台なんだろう? と思ってしまう。出来がいいからもっと売れてもいいはずだが、やはり400万円という値段は今の日本には高すぎるのか。しかし“シビッククロスオーバー”とも言うべき「ZR-V」はそれなりに売れているので(24年9月は3381台)、価格だけじゃない気もする……。
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