ダンロップ夏タイヤ、最速＆グッドバランス！

装着している『ル・マン 4』のタイヤサイズは215/45R17。

パーフェクトバランスへの挑戦 【ル・マン4】

コンフォート系ハイパフォーマンスタイヤであり、乗り心地のよさと静粛性の高さで定評のあるル・マンシリーズだが、新たに登場した『ル・マン 4』は、転がり抵抗を低減した“エコタイヤ”としての性能までも狙っている。

JATMAによるタイヤグレーディングでは、転がり抵抗A、ウエットブレーキb（165以下の8サイズはc)を取得。エコタイヤとしての性能を作り出すために末端変性ポリマーを開発し、シリカとポリマー末端を結び付けることで発熱を抑えて転がり抵抗の低減を図った。先代モデルの「ル・マン LM703」と比べると、転がり抵抗で28％低減、燃費で3.8％の向上が見込めるという。また、シリカの分散性が良くなったことでウエット時のゴムの柔軟性が高まり、ウエットブレーキも従来比で9％向上させている。

さらに注目は静粛性能。ル・マンというと、吸音スポンジによる空洞共鳴音の低減によって優れた静粛性を持っているのが特徴だが、ル・マン4でもこの吸音スポンジを採用している。加えてナイロン×ナイロンの新コンビバンドをタイヤのトレッドに巻くベルトに採用してロードノイズを抑制。トレッドデザインにも工夫を凝らし、ノイズ防止ストレートブロックを配置することでパタンノイズを抑制している。