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新型ケイマン海外試乗 素かSか、MTかPDKか

ニュルで911カレラを凌ぐケイマンS

従来と同じくケイマンとケイマンSの2モデルがあり、前者が2.7リッターの、後者が3.4リッターの、基本ボクスターと共通のDOHC4バルブ水冷水平対向直噴6気筒をミドシップに収めて後輪を駆動する。ただしパワーとトルクはいずれのエンジンもボクスターよりケイマンの方が高く、2.7リッターはボクスターの260psと280Nmに対して275psと290Nmを、3.4リッターは315psと360Nmに対して325psと370Nmを発生する。トランスミッションはボクスターと共通で、6段MTまたは7段PDKの2種類。

軽くなったボディとパワーアップされたエンジンによる動力性能は、もちろん先代を凌ぐ。PDK仕様の値で、ケイマンが0‐100km/h加速5.6秒、最高速264km/h、ケイマンSがそれぞれ4.9秒、281km/hというのがそれで、いずれも新型ボクスターより速い。

さらに、動力性能にシャシーやボディのポテンシャルを加味したクルマの総合力として現れるニュルブルクリンク北コースのラップタイムは、ケイマンSのPDKで7分55秒をマーク、先代同モデルを11秒も短縮したという。しかもこのタイム、同じく3.4リッターのエンジンを積む最新の991カレラと比べても3秒速いというから、911危うし、か?

さらに新型ケイマンは、実用面でも進化を果たしている。ラゲッジルーム容量は、フロントフード下に150リットル、テールゲート下に162リットルで、ルーフレベルの空間まで使えば後者は275リットルに増えるという。今回もシートの後ろに荷室空間が設けられなかったのが残念だが、エンジンルーム上の棚に物を置き易くなったのを評価したい。

成田から3本の便を乗り継ぎ、途中のトランジットを含んで24時間を超えるフライトの末に辿り着いたポルトガル南部の海辺の街、ファーロ。空港からファーロのポルシェセンターまでミニバンで移動すると、そこには早くもケイマンの試乗車が待っていた。

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