ボルボXC40はカジュアルな秀作SUV。タイヤサイズが悩みどころ
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
試乗したのはT5 AWD Rデザインをベースに20インチタイヤとガラスルーフ、電動テールゲート、プレミアムオーディオなどを標準装備した300台限定のファーストエディション。走りはじめて最初に感じたのは適度な軽快感だ。
XC90からXC60に乗り換えると明らかに扱いやすさ、気軽さを感じるが、XC60とXC40の関係もそれに近い。ボディの大きさを持て余さないというか、ボディの四隅に神経が行き届くというか、そんな感覚が伝わってくる。これなら近い距離でも気楽にヒョイッと飛び乗っていく気になる。もちろん、狭い路地や駐車場など、1875mmという全幅が障害になるケースもあるだろうが、運転感覚そのものは極めて軽快だ。とくにパーキングメーターに縦列駐車するときなどは、4425mmという短い全長のメリットをストレートに感じる。加えて、スクエアなボディは車両感覚が掴みやすく、かつ高い解像度で周囲を写し出す360°モニターが備わっているため、実際に運転してみると、プレッシャーを感じるケースは思いのほか少ないことに気付くだろう。
エンジンは252ps/350Nmというパワースペックの2L直4ターボ。さすがに遮音性はXC60より落ちるものの、このエンジン音は音質がいいため決して不快ではない。上まで回しても苦しげな音や振動が発生しないため、気持ちのいい走りを味わわせてくれる。というか、そもそも上まで回す必要性をほとんど感じないほど、パワーには余裕がある。1500rpm~2000rpmも回っていれば十分なトルクがでているため、山道や高速道路でも余裕綽々。そしていざ強力な加速が欲しいときは、右足のひと踏みで鮮やかなダッシュを決めてくれる。
T4(190ps/300Nm)には試乗していないが、高回転域のパンチ力は別として、常用域での扱いやすさ、力強さはおそらく不満のないレベルに達しているはずだ。追加のパワートレーンとしてはプラグインハイブリッドが予定されているが、できればディーゼルエンジンも欲しいところである。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
左右非対称デザインが特徴的なハミルトン「ベンチュラ」と日本の“絞り染め”技術が融合した“おもてなし”の一本とは
億超えハイパーカーたちが刻みつけた天使の音色!! 富士スピードウェイで密かに行われたドリームランの正体とは!?
2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤー、スバル「フォレスター」に栄冠
新「FF・4WDコンパクトSUV」発表に反響殺到! パワフルな「1.2リッター」エンジン搭載! 精悍マスク&全長4.2m級サイズに「欲しい」の声も! スポーティ仕立てのアルファロメオ「ジュニア スポルトスペチアーレ」伊国で登場
ポーターとクワハラ バイクワークスがBMX「K-ZERO」特別仕様を受注販売開始
ルノー メガーヌRS のラゲッジが凄い! 立体インストールでハイエンドカーオーディオを凝縮[Pro Shop インストール・レビュー]by モービルサウンドテクノロジー 前編
ハース小松代表、TGRタイトルパートナー就任は既存提携の「延長線上」と説明。トヨタF1ファクトリーチーム化を否定……ドライバー選考も実力重視
FJって何の略!?「ランクルFJ」の名前に隠れた意外な由来 「J」の意味、まさかの直球!?
ノリスは“誰よりも速いドライバー”! 戦友サインツJr.とアルボンが成長を称賛
44人の大所帯!? 工学院大学自動車部はカーライフを楽しみつつ勝負も本気な件
ホンダの「和製スーパーカー」が凄かった! 40年ぶり復活で「赤いHエンブレム」&V6×MT採用のMRクーペ「HP-X」 米で復元展示された「斬新モデル」とNSXの関係性とは
「相手のミスに頼るわけにはいかない」レッドブルのマルコ博士、逆転5連覇かかるフェルスタッペンの劣勢認める|F1アブダビGP
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
【市販化なるか】“ランクル75周年”に向けて浮かび上がるトヨタ「ランドクルーザー Se」のこれからの動向
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!