【現地フォトあります】高性能BEV「ミニ JCW E」&「ミニ JCW エースマン E」追加 人気ブランドの後押しとなるか?
掲載 更新 carview! 文:大音 安弘/写真:編集部 2
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新世代ミニの特徴のひとつが、パワートレインの拡大だ。BMW車同様にマルチパワートレーン戦略となり、ガソリンとクリーンディーゼルのエンジン車に加え、BEVが加わった。
BEVモデルは、24年より販売を開始し「ミニ カントリーマン」、「ミニ クーパー 3ドア」、シリーズ唯一のBEV専用車となる「ミニ エースマン」の3モデルが展開されている。
ミニの担当者によれば、昨年のミニEVモデルは想像以上の好調を示したという。数字は好評されなかったが、JAIAが公表する2023年の輸入車全体(貨物やバスを含む)の新車登録台数のうち、EVが占める割合は9.2%。まだ国産車が2%以下であることを考えると、輸入車のEV比率は高めとも言える。
ミニのBEV比率は非公表であるため推測となるが、現行ミニは100台のうち数台はEVとなっていることは間違いない。EV普及に向けて、趣味性の高いJCWシリーズへの投入などモデル拡大を図るだけでなく、全国のミニ新車ディーラーに高出力タイプとなる90kWの急速充電器を配備していくとしている。既に一部店舗では設置済みだという。
ファッション性が高いミニは、先進性や環境性能の高さから自身のライフスタイルに合わせてEVを選びたいというファンも一定数いるとみられ、EVとの親和性が高いカーブランドともいえる。
BEVのみのミニ エースマンは、ミニ クーパー 3ドアのBEVよりも販売台数が多く、男性ユーザーからの支持が高いという。もちろん、ミニの主力は依然としてエンジン車なので、しばらくはミニの中でも少数派であることは間違いない。
同じファッションアイコンであるイタリアの「フィアット500」は、EV化で苦戦を強いられている。今後、ミニがEVをどのように売り込んでいくのか、興味深いところだ。
>>ミニ JCW Eとミニ JCW エースマン Eの現地フォトをチェック!
(おわり)
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