アウディA3セダン、雪のサーキットで試した
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:篠原 晃一
荷室の使い勝手を重視するなら、FFモデルの方が4×4機構を搭載しないぶん、荷室が広い。324万円のエントリーモデルでターボ付き1.4L直4ユニットを積む「1.4TFSI」、スポーツサスペンションと17インチ・ホイールで足回りを固めて同じ1.4Lユニットに気筒休止システムを組み込んだ「1.4TFSI with COD(シリンダー・オン・デマンド)」を選ぶ手もある。しかしながら、最高出力180ps/最大トルク280Nmを発揮するターボ付き1.8L直4ユニットとアウディの真骨頂であるクワトロ・システムを搭載した「1.8TFSI クワトロ」が410万円なら、これを試さない手はない。
シルバーに光るシフトヘッドをDレンジに入れて、アクセルを踏み込む。過日のターボ・エンジンとは異なり、1350rpmの低回転域から4500rpmまで280Nmの最大トルクをフラットに発生し、アクセル操作へのレスポンスも高い。ところどころ凍結した路面に雪がちらつく変化の激しい路面が続く。アウディ自慢のクワトロ・システムが前後のタイヤに最適にトルクを配分してくれることもあって、路面μが変わりやすい道でも安定した走りっぷりだ。発進時には後輪にもトルクを配分してスムーズに走りだし、高速巡航時には主に前輪にトルクを配分し、燃費効率を高める。ミシュラン製の最新ウインター・タイヤ「X-ICE XI3」が装着されていたことも、高速域での走行安定性に寄与している。
前/マクファーソン・ストラット、後/4リンクの形式は共通だが、「1.8TFSI クワトロ」にはスポーツサスペンションが標準で装備される。「アウディドライブセレクト」は、シフトスケジュールやステアリング特性などをモードごとに最適に変化させるもので、「エフィシェンシー」、「コンフォート」、「オート」、「ダイナミック」、「インディビジュアル」の5モードから好みの味付けが選べる。
スポーティな走行と快適性をバランスさせたという「オート」を選んで走る。ドイツ車らしい引き締まった足回りはドライな印象だが、荒れた路面でも乗り心地は悪くない。足回りはよく動いても、車両の姿勢変化は抑えられている。路面からのインフォメーションが豊かに伝わってくるステアリング・フィールと、ダイレクトなフィールで定評がある7速DCTの「Sトロニック」の採用もまた、コントロールのしやすさに一役買っている。
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