アウディ A3シリーズ初のセダンモデルを発表
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
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アウディジャパンは1月14日、A3シリーズとしては初となるセダンモデルの追加を発表した。「日本の道路事情に適したコンパクトサイズのプレミアムセダンで、セダン市場を活性化する」(代表取締役社長:大喜多 寛 氏)とし、年間5000台以上の販売を目指す。
ボンネットやフェンダーにアルミニウムを組み合わせるなど、先進的なアルミハイブリッド構造の採用で、車両重量を1330kg(1.4TFSI)に抑え燃料効率アップに貢献。また、全長4465mm×全幅1795mm×全高1405mmと一般的な立体駐車場に収納可能なサイズとなっている。デザインは伝統的なセダンとクーペのダイナミックさを併せ持つスタイルを表現したという。
ベースモデルのA3セダンは1.4Lと1.8Lの直噴ターボ(TFSI)を搭載。FFの1.4Lには7速Sトロニックが組み合わされ、122ps仕様と、COD(気筒休止システム)を搭載した140ps仕様の2タイプが用意された。後者はJC08モード燃費で20.0km/Lを達成している。4WDの1.8Lは6速Sトロニックと組み合わされ、180psを発生する。
昨年の東京モーターショーで披露されたA3セダンのトップモデル、S3セダンも同時に発表された(導入は5月の予定)。エンジンは2.0L直噴ターボを搭載し、280ps/380Nmを発生。6速Sトロニックと組み合わされ、0-100km/h加速は5.3秒という俊足と、JC08モード燃費14.4km/Lを両立している。専用サスペンションにより車高はA3セダンよりも25mm低くなり、18インチアルミや大型ブレーキの採用でスポーティ感を増している。
A3セダンの価格は1.4TFSIが325万円、1.4TFSI with COD(気筒休止システム)が364万円、1.8TFSI quattroが410万円。S3セダンは561万円。※全て消費税5%を前提とした価格。
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