WRX STIとシビック タイプRをサーキットでガチ対決させる
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:望月 浩彦 1
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:望月 浩彦 1
まずはWRX STIを走らせる。308psの最高出力、43.0kgmの最大トルクよりもむしろ、ボクサーユニットならではの独特の回転感で気持ち良いフィーリングが得られる。低回転ではやや抵抗感がある回転が、上昇するに従って伸びやかに滑らかに回ってレッドゾーンを目指す感覚は何モノにも変えがたい。コーナーへと操舵していくと、フロントのオーバーハングにボクサーユニットが位置するために、他のクルマとは異なる、低く構えた重量物がスッと動く感覚はスバルならではのもの。その後にキレイにボディがロールしていく感覚もやはり独自のテイストといえる。さらにペースをアップしていくと、D型となって変更された点が走りにも違いとして感じられるようになる。
6ポッドとなりカラーもイエローに塗られたブレンボは、実にキレイに、同時に安心感を伴って速度を削り取り、WRX STIのノーズを下げ、コーナリングの準備を始める。転舵に従い、19インチへとサイズ拡大され、銘柄も横浜ゴムのアドバンスポーツV105となったタイヤが、しっかりと路面との摩擦を生みながら横方向への力を発揮して、例の独特のフロントの動きを生み出し、ロールが始まっていく。
ノーズの入り方は、C型よりも明らかに良くなっている。DCCDが完全に電子制御となったこのD型では、コーナリングの中盤の姿勢をしっかりと安定させて旋回していく。そのコーナリングも特徴的だ。
まずノーズがキレイに入っていき、その勢いのままテールが流れていくようにヨーが生まれていくものの、流れ出す寸前くらいで車体の安定が図られる。その先は前述したようにコーナリング中盤を安定して旋回していくので、若干アンダーステアを感じつつコーナリングしていく。つまりコーナー中盤以降は安定性が強くなる。試しにここから踏むとFF的なアンダーステアが生まれることになる。
とはいえ、コーナーに進入していく時の一体感の高いハンドリングは、FFとは大きく異なる、身体感覚に近い自然な動きである。
ボクサーユニットの振動の少ない滑らかな吹け上がりを味わいつつ、FFともFRとも異なる独自のハンドリングを堪能する…かつてのWRX STIに、こうした“味わい”があっただろうか? などと思いつつ、次はいよいよシビック タイプRの番だ。
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