新型「エルグランド」「パトロール」国内投入の真意。復活の青写真は? エスピノーサCEOがメディアに語った日産の未来
掲載 carview! 文:ハシモトタカシ 45
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コンパクトカーも、こちらもe-POWERのみが設定された「ノート/ノートオーラ」の一本足打法となっている。その点についてエスピノーサ氏は、「モデル数を増やすだけでなく、1つのモデルを強くすることも大切」と話す。
「ノートはe-POWERだけだが、ライバルはガソリンモデルも設定している。ノートは日本専売だが、逆に海外でも売れるようにするなどいくつか改善点がある」(エスピノーサ氏)
今後は、「ディーラーアドバイザリーボード」を設置し、販売現場の声を吸い上げる必要性にも言及した。実際にアメリカや中国ではすでに同様の取り組みが行われており、日本では12月半ばに会議が行われるそうだ。
なお、意見交換会は英語だったが、エスピノーサ氏は「GENBA」とわざわざ日本語で“現場”に言及するなど、現場を大切にする姿勢には好感を持てた。販社とメーカーが一体となって、日産を強くしていく必要性への意識が垣間見えた。
そのほかにも、高コスト構造を改善するために、リストラや工場閉鎖といった痛みを伴う構造改革を「ファースト・ギア」と表現し、いまは未来に向けた「セカンド・ギア」に移行しているとエスピノーサ氏は話す。
今回のインタビューのように、エスピノーサ氏は多忙の合間を縫って積極的に自らの言葉で想いを発信するシーンが目立つ。それは就任当初、一部のメディアが赤字やリストラなどネガティブな数値ばかりを取り上げ、その裏にある背景をおざなりにされた苦い経験があるからだそうだ。
中国勢の台頭、トランプ関税など、市場はかつてないほど逆風に見舞われているが、ルノー、三菱、ホンダといったパートナーシップも強化しつつ、魅力的なハートビートモデルを多数取り揃えることで、この荒波を乗り越えていく算段だ。
電動化や先進運転支援技術などに代表されるように、その高い技術力はいまだ健在。エスピノーサ氏も「日産の描く未来は、インテリジェント・モビリティ」と話す。
大事なのは、その高い技術力を、魅力的なクルマとしてマーケットにタイムリーに投入できるかどうか。自ら「フェアレディZ」を乗り回す46歳の若き“カーガイ社長”の言葉の節々には、改革への情熱と日産への愛がにじみ出ていた。
(終わり)
(写真:日産)
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