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11年ぶりのFMC、新型SLが華やかにデビュー

メルセデス・ベンツの最高級ロードスター「SL」が11年ぶりのフルモデルチェンジを受け、18日に開幕した「ファッションウィーク東京(http://tokyo-mbfashionweek.com/jp/)」のオープニングイベントに合わせて披露された。SLは1952年に誕生したガルウイングモデル「300 SL」の血統を受け継ぐモデルで、新型は6世代目にあたる。

■メルセデス量産初のフルアルミニウムボディ

メルセデスのスーパースポーツ「SLS AMG」のモチーフが内外装に色濃く反映された新型SLでは、車名の由来である「SportyかつLightweight」への原点回帰を図り、メルセデスの量産モデルとして初めてフルアルミニウムボディを採用した。

全長×全幅×全高=4612×1877×1315mm(SL 63 AMGは4633×1877×1300mm)のボディは、従来モデルよりも約52mm長く、57mmワイドだが、ボディシェルの約90%をアルミニウム製としたほか、ドアパネルやサスペンションなど適材適所にアルミニウムやマグネシウムといった軽量素材を多用したことで、「SL 350 ブルーエフィシェンシー」では140kg、「SL 550 ブルーエフィシェンシー」と「SL 63 AMG」では125kgのダイエットに成功している。

もちろんロードスターとしての運動性能や安全性を確保するため、ボディ剛性も高められており、ねじれ剛性は従来モデルから約20%以上も向上した。ちなみにトップモデルの「SL 63 AMG」のトランクリッドには、こちらも量産モデルとして初めて炭素繊維コンポジット材を採用し、通常のトランクリッドに比べて5kgの軽量化を実現している。

■新世代パワートレーンで燃費も大幅改善

パワートレーンには、すべてのモデルに新世代の直噴エンジンとECOスタートストップ機能を備えた7速ATを搭載。いずれも出力・トルクを向上させながら、燃費も約22%~最大30%もの大幅な改善を果たしている。

具体的な数値は、「SL 350 ブルーエフィシェンシー」の3.5リッターV6・直噴が306ps/370Nm、14.7km/リッター、「SL 550 ブルーエフィシェンシー」の4.7リッターV8・直噴ツインターボが435ps/700Nm、11.0km/リッター、「SL 63 AMG」の5.5リッターV8・直噴ツインターボが537ps/800Nm、10.1km/リッターとなる。※数値はいずれも欧州テストサイクル

■ユニークかつスマートな新装備も

高級ロードスターに相応しいユニークかつスマートな新装備にも注目したい。まず、低音スピーカーを通常のようにドアに内蔵せず、乗員の足元に設置した「FrontBassシステム」によって、ルーフの開閉にかかわらず臨場感あるサウンドを愉しめるように改良。

次に「マジックビジョンコントロール」と呼ばれる世界初のウォッシャー一体型システムでは、ワイパーブレードに無数に開けられた穴からウォッシャー液を噴射することや、その多くをワイパーが上から下に動く間に放出することにより、オープン走行時でも室内にウォッシャー液が吹き込むことを防いでいる。

リアフォグランプ下部に足を近づけるだけでトランクゲートを開閉できる「ハンズフリーアクセス」は、荷物が多いときや雨天時に活躍しそうだ。ちなみにトランク容量は従来モデルの310L(ルーフ格納時206L)から、504L(同364L)へと拡大している。上記3つの新装備は、すべてのモデルで標準装備となる。

新型SLの価格は、「SL 350 ブルーエフィシェンシー」が1190万円、「SL 550 ブルーエフィシェンシー」が1560万円、「SL 63 AMG」が1980万円。「SL 350 ブルーエフィシェンシー」のみ右ハンドル仕様も用意される。

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