今週のJMSで発表? スズキがEVの小型SUV「フロンクス」を日本で発売する可能性!
掲載 更新 carview! 文:ピーコックブルー 20
掲載 更新 carview! 文:ピーコックブルー 20
2023年9月9日よりはじまった主要20か国首脳会議(G20)では、インドが初の議長国を務めています。2023年に中国を抜いて世界第1位の人口を持つ国となったインドは、今後さらに国際社会で影響力を強めていくものと思われます。
そんなインドの自動車市場で強い存在感を誇るのがスズキです。スズキは、1982年より現地企業との合弁によるマルチ・スズキとしてインドで展開しており、現在では新車販売台数のおよそ40%のシェアを占めています。
インドで販売されるモデルの多くは現地のニーズに合わせたものであるため、日本のものとは少々異なります。

<写真:ジムニー5ドア>
一方、近年ではインドと日本、そして欧州などで販売されるグローバルモデルも増えており、インドで販売されるモデルが日本へと導入されるケースも見られるようになっています。
そして、2023年1月に開催されたデリーモーターショーで発表された新型SUVのフロンクスも、今後日本への導入が期待される1台となっています。
「力強さと流麗さを際立たせた新しいクーペスタイルと取り回しの良さを備えた、新ジャンルのSUV」というフロンクスは、全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mmという日本でも扱いやすいサイズのコンパクトSUVです。

<写真:フロンクス>
そのボディサイズはトヨタ・ライズなどに近いものですが、フロンクスは全高がより低く、無骨な雰囲気のライズとは印象が異なります。

<写真:ライズ>
>>ライズってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>ライズのユーザーと専門家の評価はこちら
>>ライズハイブリッドってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>ライズハイブリッドのユーザーと専門家の評価はこちら
>>ライズの中古車情報はこちら
搭載されるパワートレインは、マイルドハイブリッド仕様の1L直噴ターボエンジンと、アイドリングストップシステムを搭載した1.2Lガソリンエンジンの2種類です。
1L直噴ターボエンジンには6AT、1.2LガソリンにはAGS(自動クラッチ式MT)が組み合わされているほか、どちらも5MTを選択することも可能です。
インテリアには、上質感あるデザインが採用されており、そこに全方位モニターやヘッドアップディスプレイ(HUD)といった先進装備が備わります。また、ワイヤレスチャージャーや後部座席用エアコン吹き出し口などの快適装備も搭載されています。
インドでの販売価格は74万6500ルピー~129万7500ルピー(約134万円~約234万2000円)となっています。
間もなく改良のデイズ、デザインはサクラ似? 価格は? 軽初e-POWERはどうなる?
スズキは、インドのほかに中南米やアフリカでもフロンクスを販売する予定としていますが、日本への導入については公式なアナウンスはありません。
ただ、そのサイズ感や手頃な価格は日本のユーザーにもマッチする可能性は高そうです。特に、1550mmというほとんどの機械式駐車場におさまる全高は、まさに「日本向き」と言えるポイントです。
日本における現在のスズキのラインナップを見ると、フロンクスはクロスビーと近いサイズ感と価格です。

<写真:クロスビー>
しかし、ポップかつボクシーな印象のクロスビーに対して、フロンクスは流麗なデザインが魅力であるなど、そのキャラクターは大きく異なります。また、ほかのメーカーのSUVを見ても、フロンクスに近いサイズ感のクーペSUVは見当たらず、導入されればニッチな市場を確保することができるかもしれません。
>>クロスビーってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>クロスビーのユーザーと専門家の評価はこちら
>>クロスビーの中古車情報はこちら
スズキは2023年1月におこなわれた「2030年度に向けた成長戦略説明会」で、2030年度までに6モデルのBEVを展開することを明らかにしています。
プレゼンテーションの資料にはその6モデルのシルエットが映し出されましたが、そのなかのひとつにフロンクスと思われるものがありました。
また、スズキは2023年度中に初のBEVを投入することも明かしました。
ライズとロッキーがクロスビーの9倍売れる理由。コスパ派はガソリン車がお得!
これらの情報を総合すると、フロンクスは2024年前半にもBEVとして日本導入される可能性が高いと見られます。
早ければ、2023年10月に開催される「ジャパン・モビリティ・ショー」でBEV版のフロンクスが世界初公開されると見られます。
もし実現すれば、軽自動車である「日産 サクラ」に次ぐサイズのコンパクトBEVになると見られます。そこに、スズキらしいリーズナブルな価格という魅力が加われば、日本の電動化を大きく推進する1台となるかもしれません。

<写真:サクラ>
>>サクラってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>サクラのユーザーと専門家の評価はこちら
>>サクラの中古車情報はこちら
<終わり>
写真:スズキ、トヨタ、日産
※本文に誤記がありました。お詫びして訂正致します。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「う、動きが封じられた!」南極サバイバル訓練中の空軍兵士が“よちよち歩きの”珍客に包囲される!?
角田裕毅、旧型フロアで予選Q3進出、僚友をアシスト「トウで助けることができて誇らしい」ポールのマックスから感謝の言葉
運転歴65年のプロが語る思い出のクルマ。ポルシェ964、デイムラー ダブルシックス、ルノー サンク バカラを同時所有!?
ついに登場! 新型Ninja ZX-10Rレース専用モデルが示す“空力進化”の真価
トヨタ「新スポーツセダン」公開に反響多数! 足回り強化&230馬力超のパワトレ搭載に「欲しい」の声も!? 黒ボンネット×ルーフもイイ! 米国で登場した「カムリ GT-S」が話題に
メルセデス・ベンツ Cクラス(W205)前期と後期でどう違う?|輸入車の前期後期を比較
東京周辺のバス運転手、ぶっちゃけ「最適な年収」はいくらなのか?――500万円? 公共交通の給与改革を考える
ホンダ「ボーカル」(1983年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
【F1アブダビGP予選】角田裕毅、意地のQ3進出……諦めかけた予選好結果を手にする「FP3の接触で、フロアを旧型に戻さざるを得なかった」
フォーミュラEの第12シーズンが開幕……しかしいきなり完走わずか13台の大乱戦に。デニスがポール・トゥ・ウイン|フォーミュラEサンパウロE-Prix
“空飛ぶ女将”がもてなす「一茶のこみち美湯の宿」【心を満たす温泉宿24選】
【F1アブダビGP予選の要点】Q2でのタイヤ選択が明暗分けたか。選手権首位ノリスの懸念事項
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
【市販化なるか】“ランクル75周年”に向けて浮かび上がるトヨタ「ランドクルーザー Se」のこれからの動向
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!