新型5シリーズ・ツーリング発表&3月のジュネーブショーで初公開へ
掲載 更新 carview! 文:竹花 寿実/写真:Kimura Office
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2017年6月のヨーロッパ市場導入時に用意されるエンジンは、ガソリンが最高出力185kW(252ps)/5200~6500rpm、最大トルク350Nm/1450~4800rpmの2.0リッター直4直噴ターボ(530iツーリング)と、従来ユニットから25kW(34ps)と50Nmの性能向上を果たし、250kW(340ps)/5500~6500rpmと450Nm/1380~5200rpmを発揮する3.0リッター直6直噴ターボ(540i xDriveツーリング)の2種類となる。
ディーゼルは、140kW(190ps)/4000rpmの最高出力と400Nm/1750~2500rpmの最大トルクを発揮し、4.3L/100km(約23.2km/L)の低燃費とわずか114g/kmという低CO2排出量を実現した2.0リッター直4直噴ターボ(520dツーリング)と、195kW(265ps)/4000rpmと620Nm/2000~2500rpmを絞り出す、3.0リッター直6直噴ターボ(530dツーリング/530d xDriveツーリング)の2種類が用意される。530dツーリングは、0-100km/h加速が5.8秒(530d xDriveツーリングは5.6秒)という優れた加速性能を備えながら、5.0L/100km(20.0km/L、530d xDriveツーリングは5.5L/100km:約18.1km/L)という優れた経済性も兼ね備えている。
トランスミッションは、520dツーリングのみ6速MTが標準で8速ステップトロニックはオプションとなるが、その他は全車に8速ステップトロニックが標準で組み合わされる。結果、新型は先代に対して最大11%もの燃費改善を果たした。またディーゼル車は排出ガスの後処理に尿素SCRシステムを採用し、EU6排出ガス規制をクリアしている。
シャシーも5リンクのリア・アクスルにセルフ・レベリング機能を備えたエアサスペンションを標準装備し、走りとコンフォート性能を高いレベルで両立。オプションではアクティブ・ロール・スタビライザーとセットのダイナミック・ダンパー・コントロールや、後輪ステアのインテグレイテッド・アクティブ・ステアリング、Mスポーツ・サスペンションなども選択可能で、さらなるダイナミックな走りを手に入れることも可能だ。
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