C-HR試乗。クラス随一のシャシーの仕上がり、乗り味の良さに驚いた
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:望月 浩彦
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攻めに攻めたエクステリアに対し、インテリアは常識的にまとめている。いいなと思ったのはコックピットにタイト感があること。全幅は1795mmあるが、ガランとした感覚はなく、むしろキュッと引き締まった空間感覚に仕上げている。スポーティーさを売りにするクルマにとってここはとても重要なポイントだ。ドライバー側を向いたセンターコンソールパネルやメーターパネルもカッコいい。一方、ダッシュボード、シート、ドアトリムといったパーツの質感は値段なり。驚くほど上質でもなければ、かといってガッカリさせられるところもない。とはいえ、賛否でいくと否が多いプリウスと比べれば、全体的な質感は高い。
残念なのはナビ周りだ。海外でのライバルである「VW ティグアン」や「プジョー 3008」はいまやメーターパネルまで液晶化してきている。それに対し、2DINサイズの汎用スペースに後付け品をはめ込むという手法はなんとも古臭い。ユーザーの要望によって取り付けるものを選べる、あるいは取り付けない選択肢を提供できるというメリットはあるけれど、その分、デザイン的な制約も大きくなってしまう。メーターパネルの液晶化までは望まないけれど、先鋭的なエクステリアデザインに見合ったインテリアにするためにも、センター部の液晶モニターはダッシュボードに統合して欲しかった。
試乗前に、デザイン優先で後席の居住性は割り切りました、との説明を受けたが、後席の居心地は案外悪くない。ピラーと呼ぶのにためらいを感じるほど太いCピラーによって閉塞感はあるものの、それさえ我慢すれば座り心地はちゃんとしているし、スペース的にも身長175cm級の大人が無理なく4人乗り込める。ラゲッジスペースも深さはないが面積はそこそこ確保している。日常的に気になるのはむしろ後方視界だ。とくに斜め後方視界はかなり悪い。この弱点を補うにはブラインドスポットモニターとリヤクロストラフィックアラート、バックカメラがかなり有効なアイテムになるが、残念ながら廉価グレードだと前者2つはオプションでも選択不可。トヨタセーフティセンスPの全グレード標準装備は嬉しいが、グレードによって予防安全に有効なアイテムを選べないのはあまり誉められたことではない。
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