ロールス・ロイス ファントムに試乗。その走りは?
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:中野 英幸
「亡霊」「お化け」「魂」「影」「雲」……。世界を代表する高級車にはそんな名前が付いている。フレデリック・ヘンリー・ロイスはよっぽどの偏屈者だったのか。自分のつくったクルマにそんな名前を付ける創業者は他にいない。
久々に「ファントム」のステアリングを握りながら、そんなことを思った。このブランドにあまり詳しくない人はきっと不思議に思うに違いないと。ファントムという英語の語感にだまされがちだが、こいつは「亡霊」なのである。
では、なぜそんな名前が付いたのか。理由は至ってシンプル。このどれもに共通するのは「音がしない」こと。亡霊もお化けも魂も影も雲も、すべて音もなくやってくる。
つまり、ロールス・ロイスとはそういうクルマだ。荒々しいエンジン音もしなければ、エキゾーストから爆音も聞こえてこない。もし、それを耳にしたことがあるのであれば、それは壊れているということになる。
事実、これまで数多くのクラシックカーイベントに参加し、戦前のロールス・ロイスに出会ってきたが、そのすべてが音もなくスーッと走リ抜けて行った。他のモデルがバリバリと排気音を振りまく中、まるで電気自動車のように走る姿はまさに優雅としか形容できない。
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