こっちがクール？ 「ID.バズ」の“廉価モデル”はドレスアップも似合うゴツさ全開デザインだった

ベースグレード「フリースタイル」

標準的なグレードが900万円台なら高嶺の花だが…

年内にも国内導入が予定されているフォルクスワーゲンの新型ミニバン「ID.バズ」。

“ワーゲンバス”の愛称で親しまれた伝説的な名車「フォルクスワーゲン タイプ２」を現代に蘇らせたスタイリングはデビュー前から話題となっている。

先行して販売が開始されている本国ドイツでは、ツートーンカラーとアルミホイールを装備するグレード「プロ」が付加価値税抜きで5万1170ユーロ（約834万円／1ユーロ＝163円換算）となっている。

仮に日本が同一価格と仮定すると、ここに10％の消費税が加わり、国内価格は約920万円となってしまう。

さらに、最上級の「GTX 4モーション ロングホイールベース」（本国で税抜6万2965ユーロ）については約1130万円と、アルファード「エグゼクティブラウンジ」（872万円）の3割増という予想が成り立つ。

さすがにこれでは、富裕層以外手が出ないモデルになってしまうだろう。

（次のページでコスパ最強の隠し玉グレードを解説）

心配ゴトといえば、資源高や円安の影響で車両価格が高くなってしまうことだろう。そこで欧州仕様を参照しながら、国内の価格設定や仕様について予想してみたい。

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