活動家乱入で罰金2400万円、トヨタ歴史的大逆転、25年ドライバー発表、セリカ復活の布石…色々あったラリージャパン24【まとめ】
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ、編集部 10
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また今回の体制発表では、2つのサプライズがあった。
まずチーム代表であるヤリ-マティ・ラトバラ氏が、ドライバーとして「セリカ ST185(写真はST165)」でFIAヨーロッパ・ヒストリックラリー選手権に参戦する。これまで代表という立場でありながら、2023年にはGRヤリス・ラリー1で、2024年はGRヤリス・ラリー2でラリーフィンランドに参戦し一線級の速さを見せてきたラトバラ代表(選手)。
この活動は来年も継続される模様だが、それに加えトヨタの中で最も成功を収めたラリーマシンである「セリカ」がラリーフィールドに帰ってくる。ラトバラ代表は「レギュレーション上参加できるようになったから」と話すに留めたが、TGRのカラーリングが施され、開発が噂される新型「セリカ」が間もなく復活することへの地ならしと思えてしまうのは筆者だけだろうか。
さらに、“不在がち”になるラトバラ代表に変わり、こちらもレジェンドドライバーでTGRのアンバサダーを務めてきたユハ・カンクネン氏が代表代行に就くことも合わせて発表された。
過去4度のチャンピオンを獲得した経験を持つカンクネン氏を合わせ、ドライバーもベテラン・中堅・若手がミックスされた強力布陣で25年を戦うこととなったトヨタ。トリプルタイトル獲得に向け、視界は良好だ。
(終わり)
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