三菱「アウトランダーPHEV」 おすすめグレードは「G」以上、RAV4と迷った時の決め手は走り/燃費どちら重視か?
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:三菱自動車 233
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:三菱自動車 233
現在販売されているアウトランダーPHEVのグレードラインナップとそれぞれのプライスは下記のとおりです。
P(7人乗り)|532万700円
G(7人乗り)|499万6200円
G(5人乗り)|490万4900円
M(5人乗り)|462万1100円
基本的な装備はいずれのグレードにおいても普通に標準装備されていますが、そのうえで、各グレードの大まかな特徴は下記のとおりです。
【P】
・センターピラーがブラックではなくグロスブラック
・ヘッドアップディスプレイが標準装備
・フルオートエアコンは3ゾーン独立温度調整式
・シート生地がセミアニリンレザー
・運転席パワーシートはリフレッシュ機能付き
【G】
・センターピラーはグロスブラックではなくブラック
・ヘッドアップディスプレイはオプション
・シート生地は人工皮革×合成皮革のコンビネーション
・フロントパワーシートのメモリー機能はオプション
・リアシートヒーターはオプション
【M】
・LEDフロントターンランプはシーケンシャルタイプではない
・オプションの電動パノラマサンルーフは選択不可
・ヘッドアップディスプレイは選択不可
・ヒートポンプ式エアコンはセットオプション
・シート生地はファブリック
・フロントシートはマニュアル調整式
・MITSUBISHI CONNECTはセットオプション
・エレクトリックテールゲートはオプション
アウトランダーPHEVを「無骨なSUV」ととらえる場合はシンプルな「M」でも構わないような気もしますが、しかし普通に考えてMの装備はやや寂しい部分もあります。
そのため、おすすめグレードはやはり「P」または「G」ということになります。そのうえでゴージャスなPにするか、ちょうどいい感じのGにするか、はたまた5人乗りのGか、それとも7人乗りのGにするかは、人それぞれの好みとご都合に応じて決めるべき問題です。
アウトランダーPHEVのライバルとなるのは、トヨタのプラグインハイブリッドSUVである「RAV4 PHV」でしょう。
RAV4 PHVも素晴らしい車であり、充電された電気を使い切ってハイブリッド車として走る際のWLTCモード燃費は22.2km/Lと優秀で、前述のとおり16.2~16.6km/LであるアウトランダーPHEV以上です。そしてEV走行距離も、アウトランダーPHEVも83~87kmと優秀ですが、RAV4 PHVは95kmとさらに優秀です。
そのため、「経済性」こそを優先してプラグインハイブリッドのSUVを選びたい場合は、アウトランダーPHEVではなくトヨタ RAV4 PHVを選択するべきでしょう。
しかし「走る歓び」までを含めて考えるのであれば、後輪のモーターは「ちょっとアシストするだけ」であるRAV4 PHVよりも、パワフルな後輪モーターと、その緻密な制御によってハンドリング性能を圧倒的に高めているアウトランダーPHEVに軍配が上がります。また「3列7人乗りが選べる」という点も、アウトランダーPHEVならではの美点です。
前段で便宜上トヨタ RAV4 PHVをライバルとして挙げましたが、実際のアウトランダーPHEVとは、今のところ他に類を見ない「圧倒的に走れるヨンクでほぼEVなSUV」という唯一無二の存在です。
検討中の方はぜひそのまま突き進み、この素晴らしいSUVをご入手ください。
次のページ>>スペック例
>>三菱 アウトランダーPHEVのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
世紀の大逆転&5連覇なるか? フェルスタッペンが最終戦でポールを確保。角田裕毅はQ3進出で意地見せる|F1アブダビGP予選レポート
フェルスタッペン、逆転王座に望みを繋ぐPP獲得。ノリスがフロントロウに並ぶ【予選レポート/F1アブダビGP】
F1アブダビGP予選速報|逆転王座へ! フェルスタッペンがポール獲得。ノリス2番手、ピアストリ3番手……角田裕毅、執念のQ3進出10番手
ゴルフカートにつける後付けクーラーだって!? 馬力アップで風量2倍! 三笠製作所が「OASISプラス」を開発! シートヒーターもあるぞ!!
岩佐歩夢「クルマに乗っていたら気が付かなかったこと」を学んだ充実した1年。FP1は“ローソン想定”で走行/F1インタビュー
レッドブル育成のリンドブラッドが今季3勝目。カンポスがチームタイトル争いに望みを繋ぐ/FIA F2第14戦レース1
F1デビュー決定のリンドブラッドが今季スプリントレース2勝目。F2デビュー2戦目のツォロフが非凡な走りで3位。宮田莉朋は14位|FIA F2ヤス・マリーナ スプリントレース
2025年も熱い戦いを繰り広げたSUPER GT……トヨタ&レクサスのGT500マシンヒストリー
価格1200万円オーバーも! 芸術性が高いコラボ時計3選──ウブロ、ピアジェ、ブルガリ
500mの本格防水かつブロンズ製で“育てる一本”に! パネライ「ルミノール」がヴィンテージ感マシマシで登場
ロマンティシズムに鋭さを添えるヴァレンティノ ガラヴァーニ──2025年の秋冬スタイルを小物でアップデートする
横型エンジンを斜めに3基積み!? 魔改造を超えたスーパーミニドラッガーが凄すぎる!!
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
【市販化なるか】“ランクル75周年”に向けて浮かび上がるトヨタ「ランドクルーザー Se」のこれからの動向
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!