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トヨタ「ランドクルーザー プラド」 お高めでもパワフルなディーゼルを選んでおけば後々幸せになれるはず

元々それなりの値段なので頑張ってディーゼルを選ぶのが吉かも

2列5人乗りか、それとも3列7人乗りかというのは、家族構成や使用目的などによってほぼ自動的に決まるでしょう。しかし「ガソリンエンジンにするか、それともディーゼルターボにするか?」というのは、少々やっかいな選択です。

なぜならば、エンジンのパフォーマンスと燃費性能はもう圧倒的にディーゼルターボが有利なのですが、「その分だけお値段もけっこう高い」というのが、現実的には若干のネックとなるからです。

数字で見ますと、両者のエンジンの「パワー」はそれほど大きな差はないのですが、パワー以上に重要な「トルク」はディーゼルターボのほうがほぼ2倍強力です。そしてWLTCモード燃費もガソリン車が8.3km/Lであるのに対し、ディーゼルターボは11.2km/L。燃料単価が安い軽油であるという点も含め、これはなかなか魅力的です。

しかし車両価格は、同格のグレード同士で比べると67万円ほどディーゼルターボのほうが高いのです。

とはいえ……67万円というのは決して「大したことない」といえる金額ではありませんが、それでも、おすすめはディーゼルターボエンジンということになります。

少々ケチってガソリンエンジンのプラドを買うとしても、それはそれで結構な金額になります。そうであるならば――つまり、せっかくそれなり以上のお金を出すならば、やはり満足できるモノを手に入れたいと思うのが人情です。

であるならば、約67万円をプラスしてでもディーゼルターボエンジンのビッグトルクを手に入れたほうが、結局は割安というか、幸せになれるはずなのです。

プラドのライバルとなる車種は、プラドを「SUVである」と考えた場合にはマツダ「CX-5」と「CX-8」、トヨタ「ハリアー」、トヨタ「RAV4」あたりが該当するでしょう。

それらは基本設計が古いプラドと違い、新しい設計の車台とモノコックボディ、新しい世代のエンジンを採用していますので、SUVとしての快適性や経済性はプラドよりも断然上です。「SUV」が欲しいのであれば、今、プラドをあえて選ぶ意味はほとんどありません。

しかしプラドをSUVではなく、「SUV的にも使える本格オフローダー」として見た場合は――基本的には「ライバル不在」といえる状況に変わります。

強いていえばアメリカの「ジープ グランドチェロキー」あたりになると思いますが、あちらはプラド以上に車両価格が高く、なおかつ同車は2021年秋に新型が導入される関係で、現行モデルはすでに終売となっています。

そういった意味で「唯一無二の存在」になっているプラドは、基本設計が古いという難点はあるものの、「ランドクルーザーほど巨大ではない本格オフローダー兼SUVを、まあまあ現実的な予算で手に入れたい」と考えるユーザーにとっては、依然として注目すべき稀有なモデルだといえるでしょう。

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