登場から1年、異色の高性能車レクサス「LBX MORIZO RR」の現在地。特別仕様車追加で人気に拍車、受注停止で入手はさらに困難

レクサス LBX MORIZO RR オリジナルエディション

現在は受注停止中。本格的な再開は1年近くかかりそう

前出の販売店担当者は、LBX MORIZO RRの現在の販売状況について続けます。

「現在、LBX MORIZO RRは新規の受注を受け付けておりません。

ご検討いただいているお客様には申し訳ありませんが、本格的な受注再開までにはおよそ1年ほどかかる見通しです。

LBX MORIZO RRは生産台数が非常に限られており、販売は数か月に1〜2台分の枠が設けられる程度です。そのため、タイミングが合えば購入できる可能性はありますが、基本的に購入は難しい状況となっております」

このように、LBX MORIZO RRは非常に高い人気を集めているモデルであることがうかがえます。

特に昨今は、電動モデルが多数を占める市場において、高出力なピュアエンジンモデルである点がスポーツドライビングを好む層から高い関心を集めており、実際に購入したユーザーからも「乗り心地が良く、走行時の爽快感がある」といった走行性能に対する満足度の高い声が寄せられています。

さらに、ベースとなる「LBX」自体、2025年上半期の新車販売台数で1万903台を記録するなど好調な販売実績を示しており、ブランド全体の人気がLBX MORIZO RRにも波及していると考えられます。

現時点で、LBX MORIZO RRの受注再開時期についてレクサスから公式な発表はなく、今後の動向に注目と期待が高まっている状況です。

（終わり）

（写真：レクサス、トヨタ、MINI）