新型ホンダ「N-ONE」試乗 上質感を感じる走りとインテリアが魅力だがドラポジだけ気になる
2020/12/22 12:20 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 95
2020/12/22 12:20 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 95
最後に、短時間だが試乗することができた「6MTのRS」にも触れておこう。
これはですね……結論として素晴らしいです!
いやもちろん「MTの操作なんてかったるい」と思っている人には、この部分は読み飛ばしていただきたい。だがホンダ S660と同じく1-5速をクロスレシオ化し、同じくS660に採用されているダブルコーンシンクロとカーボンシンクロを採用したこの6MTは、ホンダ N-ONE RSというそもそも小気味よい軽量“スポーツ”の持ち味と魅力を、おおむね3割増幅してくれる。いちいちクラッチを踏むことが苦にならず、そしてRSの「オレンジ色」が気にならないのであれば、ある種の人に対してはイチ推しグレードとなるだろう。
ということで今回、「プレミアム ツアラー」に乗ることは叶わなかったが、中間グレードの「プレミアム」とスポーティグレードのRS(CVT)およびRS(6MT)は、それぞれ独自の持ち味がありつつも、全体として「デザイン性も走りも素晴らしい軽自動車である」と、筆者には感じられた。
唯一の問題点は、「ドラポジがどうもしっくりこない(ステアリングホイールの位置が遠すぎる)」ということだ。なぜ、現行型のN-WGNには採用したテレスコピックを付けなかったのか? ここばっかりは謎である。
だが、貴殿のご試乗時にここが許容できたのであれば、また、一部で「高すぎる!」と言われている車両価格も気にならないのであれば強くおすすめしたい、大変に素晴らしい軽自動車だった。
初日1-2のボッタスとハミルトン、改善を実感もレッドブルを警戒「僕らが最速とは思っていない」/メルセデスF1第2戦
【角田裕毅F1第2戦密着】「目をつぶってでも走れる」慣れ親しんだイモラ。トラブルにも動じずデータ収集を終える
アルファタウリ・ホンダ「最大限のポイントを獲るために、ふたりのドライバーとアグレッシブに戦う」|エミリア・ロマーニャGP予選
トヨタ「ランクル40系」が1000万円!? 39年落ちとは思えぬ超極上車とは
【試乗】マツダ3の「改良」に驚き! ハード面を変えずに「馬力」や「トルク」が変更されたマジックとは
【MotoGP】ビニャーレス、タイム抹消で予選上位消える。判定に「反論もできない」と憤慨
全長7メートル超の“走る邸宅”! 欧州製モーターホーム2モデルに“訪問”してみた!【ジャパンキャンピングカーショー2021】
【O・Zの華麗なる変遷01】イノチェンティ ミニクーパー用の8穴アルミホイールから始まった「O・Z」ホイール
ポルシェ911 GT3の鍛え方。エンジンテストから風洞実験まで、開発の舞台裏を追う
2021年から規則変更。装着可能となったブレーキダクトの効果と必要性/全日本ロード
初代投入から45年、VW パサート 8世代の歴史を振り返る【懐かしのカーカタログ】
ホンダ「RC162」をモチーフとした腕時計が誕生! エディフィスとホンダレーシングがコラボしたタフネス電波ソーラーウォッチ
スズキ ソリオ Gグレード以外がおすすめ。シートアレンジならトヨタ ルーミーだが、走りの質感は圧勝
約1億3000万円の「日産 GT-R 50 by イタルデザイン」の量産試作車に乗った。スーパースポーツの仲間入りは果たせたか?
新型GR 86とBRZ日本仕様が初公開される。2.4Lエンジンにインナーフレームボディ、アイサイトなど話題が満載
日本発表直前の「e-tron GT」に一足先に試乗した。アウディの考える電気自動車スポーツカーの出来栄えとは?
市販車による世界初の“レベル3自動運転”を実現したホンダ レジェンドで首都高を走るとどうなる?
ダイハツ「ムーヴ」 特別仕様車のリミテッドIIが好バランスだがそろそろ新型の噂も
ライバルはゴルフGTI。新たなスポーツグレード「128ti」はBMWのスポーツ精神がフィルターなしに味わえる
新型BMW M3&M4は最後の純エンジンモデルらしい完成度。10段階のDSCや意外な快適性にも注目
スバル レヴォーグ ハズれのグレードはないが約40万円高のアイサイトXは絶対に付けたほうがいい