キャプチャー試乗。オシャレな“ネクストゴルフ”
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
久々、こういうクルマを作らせたら上手いなぁ…ってなフランス車に出会ってしまいました。ルノー・キャプチャー!
いま日本にもその波がやってきてるけど、時代はコンパクトなクロスオーバーだ。それもきっかけは我らが日本車。4年前の2010年に欧州で日産ジュークが登場。するとそのアニメから飛び出たようなキャラクター性の濃いデザインに、ハッチバック並みの使い勝手を持つクロスオーバージャンルに火が付いた。
なにしろ2013年もジュークは年間販売10万台以上のスマッシュヒット。続いてミニ・クロスオーバー(欧州名カントリーマン)、プジョー2008、日本からはホンダ・ヴェゼルと続々ライバル登場。波はいきなり世界的になりつつあるのであーる。
しかしこのジャンルは簡単そうで簡単じゃない。一見、売れ線ハッチバックの車高を上げただけで良さそうだが、それじゃ飽きがくるし、かといってデザインを凝りすぎると実用性を阻害。つまりユニークネスとコンビニエントの両立がキモだが、そこにはセンスが必要なのだ。そこで今までこの手の合わせワザ、ハッチの後に荷室を付けて上手にルノー5エクスプレス、カングーと育て上げたルノーの技が光ってるってワケですよ。
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