キャプチャー試乗。オシャレな“ネクストゴルフ”
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
さらに侮れないのが実用性と乗りやすさのアップだ。キャプチャーは全高が上がっているが、単純にフロア高アップのお陰だけじゃない。最低地上高はルーテシア比でプラス80mmと乗り降りを阻害しない程度に納めつつ、ボディの厚みを上げてるから車内高は運転席で110mm、リア席で30mmも上がってるし、シート座面も意図的に上げててドライバー視点はルーテシア比でほぼ100mmアップ。
よく見た目の割に視点の低いなんちゃってクロスオーバーがあるがキャプチャーは逆。こんなに運転しやすかったっけ? ってな見晴らしの良いSUV視線が得られる。
加えリアシートのヒザ回りはホイールベースがルーテシア比で5mmしか伸びてないにもかかわらず、75mmも拡大して余裕。ラゲッジ容量も最低で377リッターとルーテシアより77リッターも増えただけでなく、リアシートを前にスライドさせれば455リッター、倒すと1235リッターに拡大。まさにVWゴルフも真っ青な使い勝手だ。
さすがはルノーというオシャレ工夫がシートで、汚れに強そうなウェットスーツ風素材を表皮に使っているだけでなく、ルノーが特許を取った「ジップシートクロス」を上級グレードに採用。これは表皮をジッパー1つで交換でき、しかも柄は将来的に8種類選べるようになる。その上、クロス裏にはシートにズレなく合うように丁寧な加工が施してある。
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