ニュー911内覧会、報告 噂と異なる事実も発覚
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:島下泰久、ポルシェジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:島下泰久、ポルシェジャパン
内外装デザインやメカニズムに関しての新たな情報を含む概要は、ざっとこんなところ。ここでは更に、以上の点のほかに気付いたことをいくつか挙げておく。
まずキー。新型911は例によってステアリングポストの左側に挿したキーを回してエンジンを始動する。「プッシュスタートは今や小型車でも少なくありません。キーを回して心臓に息吹きを送り込む方がドラマティックでしょう?」と言うのは前出のマウアー氏だ。ちなみにキーフォブはパナメーラなどと同形状。悪くはないが、911専用の形状を望む人も出てきそうだ。
ラゲッジスペースはほとんど変わらない。フロントオーバーハングが短縮された影響はほぼ無いと見て良さそう。一方、リアフードを開けた光景は衝撃的かもしれない。もはやエンジンは、ほぼ眺めることができないのだから。
やはりコレは紛れもない911だった。言うべきは、それに尽きる。ベールが剥がされた瞬間にハッとして、その後もじっくり色々な角度から見た結果、もちろん今までと同じではないけれど、しかし911以外の何物でもない。そう確信できたのだ。
嬉しかったのはサイズである。闇雲に大きくしなかった姿勢には賞讃を送りたい。紛れも無く911と思えたのには、ならではのサイズ感も無関係ではない。きっとポルシェの面々は我々以上に911のことを愛しているはず。自分達を裏切るようなものを出してくるなどあり得ない。もちろん、そうは思っていたけれど、実際に見て、触れて、改めてそう実感できたのである。
こうなったら早くその走りを体感してみたいところ。スペックから期待する部分も多いが、低い着座位置で心地良い囲まれ感を味わいながら、ステアリングからすぐ手が届く位置にある7速MTのシフトレバーに触れていたら、そこにどんな走りの世界が構築されているのか、リアルに楽しみになってきた。イベント後にホテルに戻り、一気に書き上げた文章なので、拙いところはお許しを。けれどその分、同じような昂奮や楽しみを分かち合うことができれば嬉しく思う。
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