ラリーアート国内版試乗 エボXとの走りの違いは?
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一、三菱自動車
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一、三菱自動車
「ランエボほどハードに攻め込んだスポーツ性は要らないけど、ギャラン フォルティスだとちょっともの足らないよね…」そのような思いを抱いたことのある方もいるはず。実際、フォルティスをベースにハイパフォーマンス化されたランエボXと、フォルティスを乗り比べてみると、乗り心地はもちろんのこと運動性能も含め、その差は歴前。フォルティスからランエボXに乗り換えたら、ワンステップも…いやツーステップも違うスポーツ性の質の違いに驚くはず。言い換えればこのような状況は、クルマを選ぶときに極端な選択が求められるものであり、“程よい”スポーツ性を求めるユーザーをケアするグレードが存在していなかったともいえる。
今回紹介するギャラン フォルティスラリーアート(すでに河口まなぶ氏が欧州試乗記としてレポート済み)は、まさにこの商品グレード設定に対し、三菱がテコ入れするべく導入したクルマだと言える。その時々の気分でジェントルな走りにも、そしてスポーティな走りにも的確にクルマが応じてくれる乗り味があり、良い意味で“玉虫色”的な商品キャラクターを持ったクルマだと予想して試乗してみたのだ。
恥じらい無く言えば、試乗車に案内されたときにあと少しで「ランエボではなくラリーアートに乗りたいのですが…」と言いそうになった。それほどまでにラリーアートが漂わす雰囲気はランエボXに似ている。
もちろん毎日ランエボを見ているオーナーであれば、ナンバーの装着位置やホイールが違うなど、異なる個所を瞬時に発見して見分けられただろう。フロントバンパーはランエボと基本デザインが似ているラリーアート専用のものだし、ボンネットも空気排出口がカラードされていないなど違いはあるが、軽量化のためにアルミ素材で作られておりデザインを含めベースは同じ。加えて試乗車にはランエボXより小ぶりだがメーカーOPのリアウィングが装着されていたので、クルマから一歩離れて漠然と見た限りは、ランエボと見間違えても恥ではないと自身を言い聞かせたのだった。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「100% BEVに」と宣言したメーカーと現在の戦略…「君子豹変す」は褒め言葉ですよ!!
ハイラックス買うなら必見!人気の年式やおすすめグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
GRヤリスの3気筒ターボで300馬力超えって凄くない!? クルマの技術・装備はどのくらい進化した?
彼女の2台目となるダイハツ「コペン」は「ザク」をイメージ! 最初の愛車は東日本大震災の津波で流され…仲間に協力してもらいカスタムしてきました
『サーキットの狼』の中でもランボルギーニ「ミウラ」は別格だった! 憧れの地「ミウラ牧場」を訪ねる夢を実現しました【極私的スーパーカーブーム】
充分に濃い「旨味」 ケータハム・セブン CSR 20へ試乗 213psと5速MTに620kg 過去1番に快適!
1210万円からトヨタ「ハイラックス」が超カッコいいキャンピングカーに! 2025年もっとも注目の「アストラーレGX4」を紹介します
アリババで「フェラーリのボディ」が“丸ごと”買える! だからクラッシュしても安心!? ランボやベントレーのパーツも充実した「ワケあり業者の正体」とは
三菱「デリカD:5」にポップアップルーフ装備車があった!? 西尾張三菱自動車販売から購入した「D:POP」で日本全国を走って楽しんでます
出口まだ…? 世界最長の道路トンネル 10選 巨大な地下建設プロジェクト
最新ミニの安全性は? ユーロNCAPで新型「ミニ・カントリーマン」をテスト!
【第4回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:ディスプレイオーディオのススメ
【絶滅危惧種】正月の風物詩「クルマのしめ飾り」はその昔なぜ流行り、今はすたれてしまったのか?
正月名物「クルマの初売り」は本当にお買い得? 3月の決算セールと違う販売店の“ウラ事情”とは
【クルマ好き民】が選ぶ2024年のベスト10は意外な顔ぶれに。1位の“異端児”は「そう来たか!」
VW史上最速の新型「ゴルフR」日本初公開。価格は850万円前後? 新型「ゴルフGTI」も展示【TAS25】
【ダマされてる?】ズバリ判定、新車の商談で勧められる「メンテナンスパック」は得なのか損なのか
成功か破談か、共倒れか…「ホンダ・日産」経営統合…社長が漏らした「難しい」の真意と鍵を握る三菱の存在
日本カー・オブ・ザ・イヤーでは“圏外”だったけど…今の時代を象徴する、見どころの多いクルマ5選
【有言実行】マツダの“ドリームカー”は500万円スタートか。「アイコニックSP」最新情報まとめ
【毎年恒例】仕事納めだ「さあ洗車!」。場所選びや混雑状況など知っておきたい“年末洗車事情”とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!