高級EVを目指すジャガーへのアンチテーゼ？ V12エンジン搭載、美貌そのままの「現代版 Eタイプ」登場

ECDオートモーティブ ジャガー「Eタイプ」レストモッドモデル 「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

新設計ボディとリビルド＆現代チューンされたV12

唯一無二のEタイプを創り出すために、ECDは英国の熟練職人たちにカスタムボディパネルの製作を依頼。

デザインは、オリジナルの「シリーズI Eタイプ」とジャガー「Dタイプ・レーサー」の両方からインスピレーションを受けています。

新設計のボディには、専用のボンネット、カスタムテール、そして機能性に優れたルーバーが採用され、仕上げにはメタリックのブリティッシュ・レーシング・グリーンが施されました。

この新たに製作されたボディはアメリカへ輸送され、「Eタイプ シリーズII」のシャシーに搭載。

その後、ECDはテキサス州オースティンのスペシャリスト集団「チームCJ」に、自然吸気ジャガーV12エンジンのリビルドとチューニングを依頼しています。

リビルドされたV12エンジンには、特注のエキゾーストシステムが備えられ、吸気効率を大幅に向上。さらに、現代の冷却システムと最新の燃料噴射システムも組み込まれています。

こうした改良により、エンジン出力は400psを超え、後輪へとパワーを余すことなく伝達。クラシックな外観に秘められた、圧倒的なパフォーマンスを実現しています。

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