これぞニッポンのお宝カー、新型スイフトスポーツは4代目にして極まる
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
やっと本題スイスポですけど、このクルマの真の凄さは今回の4代目で初代が生まれてから14、15年目に達してること。このまま行けば20年も夢じゃないわけで、スポーツカーは長く続いてこそ文化となるから本当に凄い。しかも小沢が評価するのは新型になってスイスポらしさが薄まるどころか極まってることでここがさらに頼もしい。
果たしてスイスポらしさとは、他の大衆ホットハッチがなかなか続けられなかった「安い」「速い」「旨い」をものにして進化させている部分で、中でもキモは安さ。実際、初代はMT車が124万9500円、2代目は156万4500円、3代目は168万円で、今回はボディからエンジンまで一新した上で183万6000円とズバリ200万円切り。これは同じく手軽さが売りの大衆ホットハッチ、ホンダ・フィットRSが200万円以上、シビック・タイプRが400万円以上することを考えるとバカ安! 安いからこそ、財布の軽いクルマ好きお父さんでも買えるわけで、それこそがまさしくスイスポらしさ。
しかも今回は安さで性能が犠牲になっているどころか、スイスポ初の専用3ナンバーワイドボディ、初のターボエンジン、初のトルクコンバータ式ATまでチョイス可能になっていることでマジでビックリ玉手箱なのだ。
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