【元祖プレミアムミニバンの逆襲】新型「エルグランド」が世界初公開。e-POWER×プロパイロット2.0で“アルヴェル” の牙城を崩せるか

新型エルグランド（写真：編集部）

オラオラを捨てた新生「エルグランド」、静かな自信が漂う

「ジャパンモビリティショー2025（JMS2025）」のプレスデーでワールドプレミアされた日産の新型「エルグランド」。

プレミアムミニバンの元祖として登場した同モデルは、ここ数年トヨタ「アルファード／ヴェルファイア」の後塵を拝してきた存在であるが、新型で再び第一線に返り咲くことができるのか注目されている。

今回は、新型エルグランドの概要をおさらいするとともに、未公表の価格予想およびアルヴェルとの比較を行う。

新型エルグランドのボディサイズは全長4995mm×全幅1895mm×全高1965mm。従来型に対して全長で20mm、全幅で45mm、全高で150mm拡大しており、より堂々としたプロポーションを手に入れた。

これまでアルヴェルに比べ押し出しが弱いとされていたが、サイズアップによってネガティブな印象を払拭できそうである。

一方で、デザインテーマは“迫力”よりも“洗練”。日産はリニアモーターカーをモチーフとしたと説明しており、フロントマスクは彫刻的かつ滑らか。

オラオラ系のライバルとは異なる、上品で知的な印象に仕上がっている。

#エルグランド #日産 #ミニバン #トヨタ #アルファード #ヴェルファイア #ジャパンモビリティショー