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パナメーラ試乗、第2弾 メカニズム徹底解析

新型シャシーはVWやアウディも使用

さて、パナメーラのボディはアルミや軽量スティールなど色々な素材で作られている。パナメーラはアウディTTと同じようにアルミとスティールのコンポジット・ボディだ。強度があまり必要でない部分はマグネシウムを使ったり、側面衝突から守るべきBピラーには強度が高い超高張力鋼板が使われる。つまり、パナメーラのボディはすばらしいハイブリッド素材で設計されている。こうした技術はこれからのトレンドとなるだろう。

ポルシェにアウディのようにフルアルミボディを採用しなかった理由を尋ねると「アルミの押し出し材はスペースを使うので、キャビンの広さが犠牲になりやすい」と答えている。軽量化だけではなくキャビンパッケージもパナメーラにとっては重要な課題であったのだ。

4ドアにはトランクスペースの実用性も重要だ。そこでパナメーラのパッケージはリヤ・ハッチの下に445Lのラゲージスペースが確保されており、リヤシートを倒すとなんと1250Lのスペースが生まれる。ゴルフバックが格納できないという心配はない。

来年にはベースモデルのV6パナメーラも開発されるが、このエンジンは4.8リッターV8をモジュールとして設計されたもの。つまり、2気筒カットするとV6となるから排気量は想定で3.6リッター(直噴)だろう。価格も安価でBMWやメルセデスのライバルとなりそうだ。

ところでパナメーラのプラットフォームは次期型のカイエンとなることが決まっている。つまり、SUVのプラットフォームとして使われるので、VWのトゥアレグやアウディQ7の次期モデルもこのプラットフォームを使うだろう。

大きなSUVやサルーンカーの最大の課題は燃費だ。2015年から規制される欧州とアメリカと日本の燃費規制を考えると、軽量化とパワートレーンの進化は不可欠だ。車体技術では軽量化とエアロダイナミクスが鍵を握っている。

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