編集も好印象のマツダ3 ファストバック。見た目とパワートレーンのギャップは気にかかる
掲載 更新 carview! 写真:編集部 14
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乗り心地ですが、基本的には試乗した編集の共通意見としては、旋回姿勢などは安定していて滑らかで気持ちいい、だけどちょっとドタドタする場面もあるというものでした。硬いわけではないのですが、高速道路の継ぎ目などでは、ショックと共にドンッとちょっと片眉を上げたくなるような音が入ってきます。
室内が静かなだけにちょっと気になりましたが、スタイルを良く見せるためでもあろう偏平率45%の18インチタイヤや、今回の試乗車がAWDでFFよりも60kgほど重いことも関係しているのかもしれません。
一方、進化を感じたのは、車間維持追従機能のMRCC(マツダレーダークルーズコントロール)です。直前に乗ったCX-5のそれと比べても、ブレーキ、アクセル操作ともに、明らかにお行儀が良くなっていました。
Lパッケージのレザーシートのクッションは柔らかめで、太もも裏をきっちりサポートしてくれるので、MRCCを活用しながらロングドライブに出かければ、疲れはぐっと少なく済むように思いました。
他に編集からは、ナビ画面がトンネルなどで照度が自動的に落ちた後、明るいところに出てもなかなか元の照度に戻ってくれないとか、おしゃれなウィンカーの音も、オーディオの音量をちょっと上げると聴こえにくいとか、センターコンソールの蓋をスライドさせる時の動きがもう少しスムースだといいとか、重箱の隅をつつくような意見が出ましたが、それもこれもマツダ3への期待が大きいことの裏返しなのかもしれません。
まとめると、マツダ3は国産車として頭ひとつ抜け出たエクステリアとインテリアのデザイン、そしていいオーディオとシートを備え、安全装備も安心できて、燃費もいい(ディーゼル)などが、おすすめポイントとして挙げられそうです。
逆にもっと期待したい点は、マツダ3のはっとするほどのスタイルに見合った、感動的なパワートレーンの登場でしょうか。それはSKYACTIV-Xが控えているじゃないかという意見もあるでしょうが、上昇コストを考えてもSKYACTIV-Xはよほどのこだわりを持って乗る別物のエンジンのような気がします。もっとわかりやすい、ベーシックなパワートレーンの進化を期待したいところです。
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