兄弟分の新型スープラに乗ったときの印象を思い出しながら新型Z4に乗ってみた
掲載 更新 carview! 写真:編集部
掲載 更新 carview! 写真:編集部
昨年8月にワールドプレミアされた新型「BMW Z4(ゼット フォー)」が、日本全国のBMW正規ディーラーにて3月25日より販売が開始されました。先代は2016年に販売終了しており、約2年ぶりの復活となります。
新型Z4は新型「トヨタ スープラ」と基本的に搭載エンジンやシャシが共通で、日本仕様の「Z4 M40i」と「スープラ RZ」のエンジンの最高出力は同じ340psと発表されています。他の海外仕様では同一エンジンでも出力が異なる国もあるので、地域に合わせてチューニングやセッティングを施しているようです。車重はソフトトップのオープンモデルであるZ4の1570kgに対してクローズドボディのスープラは1520kgと、スープラのほうが若干軽くなっています。
先日体験したスープラの試乗はウェットコンディションでサーキット、しかも同乗というもので、今回のZ4の試乗はドライかつ公道のワインディングとなり、フィールドや条件が異なりますが、2470mmと短いホイールベースや50:50の前後重量配分、電子制御ダンパーとLSD、直6ターボなど、基本パッケージは共通。クルマの動きやサスペンション、エンジンのフィーリングなど、チューニングは異なっていても両車はよく似ているという印象を持ちました。
Z3やZ4は時と共にグランドツーリングカーからリアルスポーツカーへ変遷しているようですが、新型Z4もハンドリングやアクセルレスポンスなど適度にソリッドなスポーツカーとしてまとめられていました。ニュルブルクリンク・北コースでのラップタイムは7分55秒と、M2コンペティションの7分52秒に肉薄しています。スープラのタイムは公表されていませんが、Z4より軽量なクローズドボディですので、さらに速いタイムが期待できるかもしれません。
ちなみに快適性の気付きとして、ソフトトップになってBピラーの外部からの音の侵入が大きくなった気がしましたが、ボディとソフトトップにも遮音静音対策が施されているとのことですので、ここは実際に比較が必要かもしれません。
新型Z4は、ケイマン、ボクスターより全幅が65mmワイドで車重もありますが、大き過ぎないサイズ感や、淀みない直6サウンドとともにZ4のオープンルーフで走るワインディングでは、多くの人がドライブが楽しいと思えるクルマになったと感じました。新型Z4の価格は566万円からで、試乗したZ4 M40iは835万円となっています。
※一部スペックに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
次のページ>>スペック
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!