“売り手市場”となった新車販売…トヨタ車の残価率を調べたら「マツダ地獄」とは真逆の「トヨタ天国」状態だった
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 212
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では、実際にトヨタ車のリセールバリューはどの程度なのでしょうか? 実際の下取り価格は、そのクルマの状態や売却のタイミングによって大きく変化しますが、各モデルに設定された残価率から、おおよその価格を推測することができます。
一般的に、3年後の残価率が50%以上であれば、リセールバリューが高いモデルであると言えます。
なお、各モデルの残価率はトヨタ公式Webサイトの見積もりシミュレーションから計算することが可能です。
2025年9月時点の、代表的なモデルに設定された3年後の残価は以下のとおりです。
アルファード(ハイブリッド エグゼクティブラウンジ)
新車価格:865万円
3年後の残価:576万2000円
残価率:67%
ランドクルーザー300(GR SPORT)
新車価格:813万6700円
3年後の残価:545万1580円
残価率:67%
ランドクルーザー250(ZX)
新車価格:735万円
3年後の残価:485万1000円
残価率:66%
クラウンクロスオーバー(RS)
新車価格:670万円
3年後の残価:348万4000円
残価率:52%
ハリアー(ハイブリッド Z レザーパッケージ)
新車価格:509万800円
3年後の残価:300万3570円
残価率:59%
カローラクロス(GR SPORT)
新車価格:389万5000円
3年後の残価:206万4350円
残価率:53%
ノア(ハイブリッド S-Z)
新車価格:392万9200円
3年後の残価:216万1060円
残価率:55%
ヤリスクロス(ハイブリッド Z)
新車価格:288万7500円
3年後の残価:150万1500円
残価率:52%
このように、トヨタの主力モデルのほとんどが3年後の残価率で50%を超えており、ブランド全体で高いリセールバリューを誇っていることがわかります。
納期が慢性的に長期化しているなどの課題はあるものの、こうした状況を見るかぎり、今後も「トヨタ天国」が続いていくと予想されます。
(終わり)
(写真:トヨタ、マツダ)
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