スバル XV 買いはハイブリッド。中間グレードのSがベストバランスだが、シンプルな装備のLも好印象
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 107
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 107
現在販売されているスバル XVのグレードバリエーションは下記のとおりです。
【ガソリン車】
●1.6i EyeSight|220万円
●1.6i-L EyeSight|233万2000円
【ガソリンマイルドハイブリッド車(e-BOXER)】
●2.0e-L EyeSight|265万1000円
●2.0e-S EyeSight|287万1000円
●Advance|292万6000円
まず「ガソリン車にするか、それともe-BOXER(マイルドハイブリッド)にするか?」という問題ですが、「パワフルな走りと充実した装備、そして若干であっても低燃費であることを求めたい」という場合には、問答無用でe-BOXERを選ぶべきです。
ただし1.6Lガソリンエンジン搭載車にも「軽やかに走れる」「価格が手頃である」という美点がありますので、価格重視でスバル XVを買うのであれば1.6Lガソリン車も大いにアリです。
その場合、最廉価グレードである1.6i EyeSight(アイサイト)は運転支援システムの内容などが一部劣りますので、約13万円を足してでも1.6i-L EyeSightを選ぶことをおすすめします。
一方のe-BOXERは3つのグレードに分かれており、それぞれのおおまかな特徴は下記のとおりです。
【2.0e-L EyeSight】
・ホイール径は18インチではなく17インチ
・ヘッドランプはLEDではなくハロゲンが標準
・シート表皮はファブリック
・その他、装備や加飾は若干劣る
【2.0e-S EyeSight】
・ホイール径は18インチ
・ヘッドランプは標準でLED
・シート表皮はファブリック×合成皮革
・運転席&助手席パワーシートが標準
・ペダル類はアルミパッド付きスポーツペダル
・その他、装備や加飾が若干豪華
【Advance】
2.0e-Sの内容に加えて、
・LEDヘッドランプは光輝プロジェクターリング
・シート表皮の色味とステッチは青系
・ルーフレールはローマウントタイプ
・フロントまわりとボディサイドにシルバー加飾あり
この3種類のなかでもっともゴージャスなのは、当然ながら一番高い「Advance」ですが、シルバーの加飾などに特に興味がないのであれば、わざわざAdvanceを選ぶ意味はないかもしれません。
そういった意味で好バランスなのは2.0e-S EyeSightですが、比較的シンプルな2.0e-L EyeSightも逆にシブいですし、18インチではなく17インチのタイヤ&ホイールを採用することによる当たりのやわらかい走行フィールも、実は好印象です。
このあたりは価格差の問題というよりも「趣味嗜好の問題」ですので、カタログ写真や実車の雰囲気を見たうえで、2.0e-Sにするか、それとも2.0e-Lにするかを決めるのが正解でしょう。
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