XVを買い替え目線で300km試乗。感じたスバルの真面目さゆえのジレンマ
掲載 更新 carview! 写真:編集部 4
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6月某日、編集がスバルのコンパクトSUVモデル「XV」を借りて300kmほど走ってきました。このタイミングでXVを借りた理由は、現在所有しているクルマの車検時期が近づいてきたため、実際に買い替えガチ目線で試乗して、バイヤーズガイドの一助になればと思った次第です。
ちなみに買い替え条件は「全長4700mm、全幅1800mm以下」で「車両本体+オプション価格が200万円台で収まるワゴンかSUV」。XVは条件に合致しつつ、4WDという強みもあり、有力候補の一台です。
XVは現行インプレッサに続いて、スバルの新プラットフォーム「スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)」を採用して2017年に登場。5ドアハッチバックの「インプレッサスポーツ」をベースに、最低地上高を70mm上げて200mmとし、グリルや前後バンパー、フェンダーガードなどを変更・追加し、SUVに仕立てたモデルです。
そのラインアップは、ざっくり言うと1.6リッターと2.0リッターの水平対向4気筒ガソリンエンジン搭載グレードと、2.0リッターエンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドの「e-BOXER」という3つに大別されます。
試乗したグレードは、2.0リッターガソリンエンジンを搭載した本体価格250万5600円の「2.0i-L アイサイト」。本革巻きステアリングホイールとシフトレバー、キーレス&プッシュスタート、リアUVカットガラス、左右独立フルオートエアコンなどの快適装備の他に、17インチアルミホイール、ルーフレール、VDC、SIドライブ、悪路での走破性を高めるヒルディセントコントロール付きX-MODEなども標準装備しています。快適性の向上に主眼を置きつつ、見た目や走りでも不満のないようにしたグレードと言えそうです。
さらに試乗車には、前席電動&ヒーター付きの本革シート、フロントドアUVカットガラス、後側方警戒支援システムとハイビームアシスト、サイドビューモニターなど、37万8000円相当のメーカーオプションと、22万6800円(本体のみ)のディーラーオプションの三菱電機製ナビを装備していて、オプション合計約60万円、総額310万円を超える個体でしたが、実際選ぶとすれば本革シートは不要で、ナビ機種は安いSDナビを選択するはずなので、車両本体+オプションで300万円以下になると思われます。
ちなみにボディカラーは「ピュアレッド」という、真っ赤なソリッド系のカラーで、こんなに赤いクルマは久しぶりに見たな、というくらい真っ赤っ赤でした。
試乗コースは、ほぼ渋滞なしの中央自動車道が約200km、地方の山間のアップダウン含む一般道が50km、都内の渋滞ありの一般道が約50km、全行程で約300kmという内訳でした。
次のページ>>スバルSGPの乗り心地に満足するもCVTにはどうしても馴れないまま
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