【こんなのクラウンじゃない?】4モデルが出揃い70周年を迎えた16代目「クラウン」の本当の狙い
掲載 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹、トヨタ自動車 29
掲載 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹、トヨタ自動車 29
4月上旬、桜芽吹くこの時期に伊豆・箱根において“新型クラウン群”の試乗会が行われた。
トヨタは3月13日に「クラウンエステート」を発売。これにより、16代目「クラウンシリーズ」がついに完成した。2022年7月15日、都内で開かれた新型クラウンの発表会で一挙4モデルを披露し我々の度肝を抜いてからおよそ3年余りが経とうとしている。
今回の試乗会が“クラウン群”と称してあるように、昨今のトヨタは「群戦略=マルチパスウェイ」を推し進めている。
トヨタの言うマルチパスウェイは、パワートレインだけでなくモデルラインアップにも適用され、身近なところでいえば「カローラ」もコンパクトセダンだけでなく、ワゴンの「カローラツーリング」、ハッチバックの「カローラスポーツ」、SUVの「カローラクロス」、そしてGRの名を与えた4WDスポーツ「GRカローラ」までをラインアップする。
多様化が叫ばれる時代において、熾烈な生存競争を勝ち抜くために様々バリエーションを用意し、必死にブランドの生き残りを図っているのだ(贅沢すぎてトヨタにしかできない芸当ではあるが……)。
4つのモデルの中で、15代の後継(=本命)と思われるのは、ボディタイプの同じ「クラウンセダン」のように見える。しかしトヨタは、今回の4モデルで最も“ど真ん中”なのは「クラウンクロスオーバー」だという。いまもネットには「こんなのクラウンじゃない」という罵声にも似たコメントが溢れかえっている。
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