MINI ジョン・クーパー・ワークス、箱根でみせた最強モデルの走り
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:中野 英幸
というところでコクピットに収まるが、試乗会のベースは箱根の大観山頂上だったので、まずはターンパイク攻略に向かう。バックレストのサイドサポートが大きく張り出したJCW専用のダイナミカスポーツシートは、クッションは適度にソフトでありながら体をしっかりホールドしてくれるから、コンパクトカーとは思えぬ安心感に身を包まれる。
日本にはまだAT仕様しか入荷していないとのこと。試乗車も当然ATだから、セレクトレバーをDレンジに送って走り出す。その昔、クラシックミニのクーパーの雑誌広告に、「クルマ全体がパワーユニットなので、元気よくすっ飛んでいきます」というような表現のコピーがあって、僕はそれが大好きだったが、現代のJCWにも同じような感触がある。
オリジナルミニと比べると3代目のボディは遥かに大きいから、車重もほぼ2倍の1280kgあるが、231psのパワーと320Nmのトルクはそれをモノともせず、踏めばクルマ全体がパワーユニットになったように、結構な勢いですっ飛んでいく。前にも書いたが、なにせAT仕様の0-100km/h加速はMTよりも速い、6.4秒という俊足なのだ。
さらに、ATシフターの根元のリングを回すと、MINIドライビングモードを選択できる。デフォルトはミッドだが、それで物足りなければスポーツを選べばエンジンは少ないスロットル開度で一段と鋭く反応するし、逆にグリーンにすれば反応がマイルドになって燃費を稼ぐ。市街地などを普通に走るのなら、ミッドがちょうどいいはずだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
中上貴晶が語るテストチームとのズレ。ホンダRC213Vの現状は「問題が多過ぎる。データ解析しても表れない」
いよいよランクル250の販売がスタート!どんなモデルがライバルになる?
プリウスオーナーにおすすめ!鋭角のフロントガラスにフィットする内窓専用ワイパー カーメイト
ジープ 限定車「コマンダー オーバーランド」発売 ブラウン内装がプレミアムな室内空間を演出
レンジローバーイヴォーク 2025年モデル受注開始!PHEV車を中心に価格を見直し
ベテランだってチト怖い!? 鬼門!! [高速道路の合流]への恐怖心を払拭せよ!
昭和世代じゃなくてもグッとくる!? ちょい[イケてるクルマ]にまつわる言葉8選
新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う