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新型3シリーズに試乗、まずは「328i」から!

なにも犠牲にしていない

このように、新型3シリーズは従来型以上にスポーティな走りが楽しめる。にもかかわらず、なにも犠牲にしていない。乗り心地は従来型よりもしなやかさが増し、プレミアム系ドイツ車の中でも走りの質感の高さは最高レベルに達している。従来型よりもタイヤの外径が大きくなり、空気容量が増したことによるダンピング特性の向上も好影響をもたらしているはずだ。

ただし、アイドリング中のエンジン音に言葉で表現するのは難しいがポコポコというかコロコロというか端的にディーゼルのようなノイズが混ざっている。地下駐車場などでは音が響くだけに少しばかり気になる。とはいうものの走り始めてしまえば、信号待ちなどで停止するとエンジンが自動的にストップするエンジン・オートスタート/ストップが働く(外気温3度以上)ので、アイドリング時のノイズが気になる機会は減る。エンジンのスタートは、ブレーキを放すだけで自動的に実行される。

こうした機能に加えて、新型3シリーズは走行モードで「ECO PRO」を選択することもできる。この設定では、神経質なアクセル操作をするまでもなく効率的にエンジンの性能が活かせる。ATのシフト制御も1速から2速へは2000回転あたりまで回してサッと加速を済ませて、その後は高いギアになるほどシフトアップの回転数を下げて優れた燃費を得ることが可能になる。

実際に、今回の試乗では市街地の流れに合わせて走りながら平均速度が24.7km/hでリッター11.0kmを記録。胸のすくようなエンジン性能を得ていることを考えれば絶賛に値する数値といえる。もちろん、75%エコカー減税対象モデルおよびエコカー補助金対象モデル(環境対応車普及促進対策費)となる。

ちなみに、今後はラインアップの充実も図られる。ほどなく投入される320iは、328iと同じエンジンだがより燃費を向上させる設定となるはずなので期待は高まる。もちろん、2012年の秋には直列6気筒エンジン搭載モデルも従来型以上の価値を備えて投入される。

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