フィエスタ速攻試乗、懐が深いウォームハッチ
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:中野 英幸
日本仕様のフィエスタは前記のとおりの1.0エコブースト+DCT車に、オートエアコン、音声認識機能(ただし英語のみ)付きUSB対応オーディオ、スマートキー、16インチアルミホイール(タイヤもスポーツ銘柄)、エアロパーツ、アクティブシティストップ(低速&追突限定オートブレーキ)、バックカメラ&ソナー、雨滴感知ワイパー、自動防眩ルームミラー、オートライト……などを標準装備。お世辞はまったくなしで、このクラスで考えられる快適&安全装備をフルで装える内容だ。
これで価格は229万円。VWやフランス勢などの輸入Bセグメントのスターティングプライスが200万円前後……という今の相場観では、正直なところインパクトはうすい。「意外に高い」と思う人も少なくないだろう。ただ、これら競合車でも上級モデルになると軒並み250万円近い価格であり、フィエスタの装備内容はそれらに引けをとらないどころか、安全装備レベルはクラストップである。装備リストを客観的に比較すれば、フィエスタの実質価格は逆に割安……といえなくもない。
注目の1.0リッター3気筒ターボはすこぶるパワフル。いや、本当にびっくりするくらい力強い。ブルブルという軽自動車に似たアイドリング(ただし遮音対策は素晴らしく、絶対的な騒音振動レベルは低い)につられて不用意に踏み込むと、のけぞるくらいのパンチ力なのだ。
このエンジンのピーク性能は100ps/17.3kg-m。自然吸気でいうと1.6~1.8リッター級。海外ではフォーカスにも積まれるくらいで、1.0リッターだの3気筒だのというフレーズで錯覚しそうになるが、そもそもはフィエスタには贅沢なユニットなのである。
それにしても他社の同等性能ダウンサイジングターボは1.2~1.5リッターが主流だから、フィエスタはとくに小排気量のハイチューン型。なのに、この柔軟性この静粛性、そしてこのターボラグの小ささ……、なるほど"2年連続インターナショナル・エンジンオブザイヤー"だけのことはある。
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