異形の「センチュリーロイヤル」!? 唯一無二の“Sワゴン型”なぜ存在？

「センチュリーロイヤル」唯一の派生型

　昭和天皇の弟宮であった三笠宮崇仁親王の妃、百合子さまが2024年11月15日に逝去されました。これに伴い、本葬にあたる「斂葬の儀（れんそうのぎ）」が、今月26日に東京都文京区の豊島岡墓地で行われます。

　この時、じつは世界で1台しかない車両が用いられるのではないかと推察されます。そのクルマは「センチュリーロイヤル」の寝台車です。

「センチュリーロイヤル」は、天皇・皇后両陛下や皇室の方々が、国会開会式や国賓接遇などといった、特段格式の高い行事で使用するために製造された専用車です。

Comments

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昭和天皇崩御の時は、ニッサンプリンスロイヤルの寝台車だった。

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カーグラフィックの小林編集長は日産プリンスロイヤルを導入する前に使われていたベンツの御料車を取材したことがある。後に「昔は気軽に取材が許された」と書いていたが宮内庁が御料車の取材を許可するのは何か特別なコネがあったとしか考えられない。プリンスロイヤルについても開発関係者に詳しくインタビューした本があって、様々なことが書いてあって今読むとびっくりする。日産(含む旧プリンス)にも特別なコネがあったようだ。