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BMW i8 インプレが到着。走りも技術も近未来

最先端の空力デザインとカーボン技術

見た目にばかり目が行きがちだが、中身にこそi8の本質がある。独創的なデザインも、効率とダイナミクスの両立を求めた結果として出来上がったものだからだ。

例えば空力。高速道路を100km/hで走るということは、100km/hは秒速約28mだから、風速28mの暴風に逆らうようなもの。i8はボディの上面と下面は当然として、ボディそのものをしずく状にして、前後左右の空気の流れを整えて後方で綺麗に集める事にこだわった。また、リアガラスのサイド部の複雑怪奇な形状は、ボディの左右から空気の力で挟むサイドウイング形状になっていると考えれば理解しやすい。こうしたコンセプトで空気抵抗を減らしつつ、空気の力でクルマを安定させることに成功。実際に高速道路では、車体の低さも関係するがドシッと安定したドライブが可能だ。

複雑な形状のカーボンパーツの量産を実現した製造技術も凄い。カーボンファイバーはゴルフのシャフトを始め、一般の製品にも使われているが、価格や成形時間の問題から大量生産に向かないことが難点だ。しかし、BMWはこのカーボン素材で短時間成形と大量生産を可能にした。年間300トン、将来的には9000トンのカーボンを生産して成形する体制を組み、量産効果でコストを抑え、しかも成形時間が少ない事でもコスト削減に成功。カーボンならではの軽くて複雑な形状を、コスト高騰を最大限に抑えつつ実現することで、i8は機能と技術の美をまとうことができたのだ。

ちなみに外板パネルでは、衝突した際の歩行者保護でボンネット、開け閉めへの耐久性対応でサイドドアにだけ、カーボンではなくアルミ素材を使っている。

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