第29回メディア4耐にカービューも参戦 今年も表彰台となるか!?
掲載 更新 carview! 文:編集部
掲載 更新 carview! 文:編集部
レースは残り約2時間。予定を20分ほど短縮して、第3ドライバーのハシモトへと交代する。レースの状況は1時間短くなったことで、燃費重視からスプリント勝負へと変化している。チーム最年少ドライバーに賭けるのはリスクもあったが、ヤマモト監督はハシモトをコースへと送り出した。
昨年は燃費走行に徹し、なかなか満足に走ることができなかったハシモト。しかし今年はスプリント勝負。次のピットインで給油をするため、ある程度ガソリンの量を減らしておく必要がある。回転は縛りながらも、乾いてきた路面を相手に無我夢中で攻め続ける。
スティントを終えたハシモトがピットへと帰ってきた。このタイミングで再び雨が降り出しアスファルトを黒く染めていく。第4ドライバーはマツオ。カービューチームはここで給油を選択する。昨年、ウダガワが燃料をこぼしてしまった反省から、今年は2名体制で給油を行う。
無事に給油を終え、規定のピットストップ3分をマツオは車内で静かに消化する。レース残り1時間20分。夜の帳が下りたコースへとマツオが飛び出していく。ヘッドライトの光が濡れた路面に反射する。前走車の巻き上げるしぶきで視界はさらに悪いが、勇猛果敢にマツオが攻めていく。前走車をパス。ピットに歓声が上がった。
残り35分。最後のスティントを担当するのはイワダテ。雨足はさらに強くなる。まるで川のように、コース上にはあちこちで水が流れている。この時点でカービューチームは6位。表彰台圏内だ。
しかし、背後からは元F1レーサーの片山右京氏を擁するゼッケン2番SAMURAIロードスターと、マツダの社内チームであるゼッケン12番人馬一体ロードスターが猛然と迫ってきた。イワダテが必死に逃げるも、残り20分、ついにゼッケン2番に抜かれてしまった。このままでは表彰台を逃してしまう。懸命に前を追うイワダテ。しかし追いつかない。背後からはジリジリと12号車が差を詰めてくる。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
テインからマツダ『RX-8』(SE3P)用車高調「ストリートアドバンスZ」が発売
【ハーレー】6/1・2に横浜で開催される「BLUE SKY HEAVEN 2024」の会場マップ&最終タイムテーブルを公開!
トヨタディーラーで家電・用品のレンタルサービス トヨタモビリティパーツが提供
トヨタで“一番売れてる”「ミニバン」はなぜ人気!? デビュー3年目も「ノア/ヴォクシー」絶好調の理由はなに? 試してみて分かった優位点とは
自転車の空気入れでもOK? バイクのタイヤへ空気を入れる方法
V6水素エンジンで340馬力超 次世代スーパーカー市販化の可能性 アルピーヌ公道走行も可
ホンダ「ライフ ステップバン」を400ccに排気量アップ! 内外装もひとまずレストア完了して5MTに換装予定です
公取委が「下請いじめ」防止へ法改正検討、トラック荷主の運賃「買いたたき」も規制強化[新聞ウォッチ]
ピニンファリーナの次世代電動SUV『プーラ・ビジョン』、欧州初公開 5月24日
「後席シートベルト」なぜ装着率が低い? 高速道路の渋滞でも外すのはNG! 危険すぎる“非装着”の実態とは
停車中に動かない? なぜバイクにはクルマのようなパーキングブレーキがないのか?
アレイシ・エスパルガロ、今季限りでMotoGP引退。カタルニアGPで発表
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった